2014年4月アーカイブ

イタリア便り ~ ASOLO ~

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                        ASOLO

 

ASOLOはアソロではなく、アーゾロと読みます。

ヴェネト州はトレヴィーソ/TREVISOにある、その昔約1100年頃に繁栄した

人口約9400人の街の名前。

 

"イタリアの最も美しい森協会"のメンバーであることに納得できる

散策するのに本当にお薦めの小さな街です。

車で国道から小高い丘を目指して道路を上っていくとほんの数分で中心地区に到着します。

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街歩き、旅、人それぞれに楽しみ方があると思いますが、ふらっと行ってブラブラ歩いて、

疲れたら一服して、小腹が空いたらプロセッコとトラメッズィーノ(サンドイッチ)でも

ほおばって、、、と、ここはそんな"やり方"がピッタリあてはまる街です。

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古くから残っている壁に描かれたフレスコ画にみとれすぎて、

目の前を走っていくヴェスパに気をつけてくださいね。

ちょっと疲れたらBARで一休み。。。

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向かい側にあるライオンの彫刻から沸き出る水が目印、若葉が眩しく凛とした姿で

建っているのは、100歳まで生きたイギリスの詩人、フレヤ·スタークFreya·Stark

生前住んでいた家。

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生きるに困難だった時代に生まれながら、探検家であり、旅行作家、東洋学者であったとは、

とても興味がわいてくる人物像です。

他にも作曲家、劇場女優など多くの文化著名人が訪れています。

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ところで、最近いろんな場面でミラノ国際博覧会/ EXPO MILANO 2015の文字を目にします。

201551〜1031日までの開催で、博覧会テーマは、

Nutrire il pianeta, energia per la vita / 地球に食料を、生命にエネルギーを」という

とても興味深いテーマです。

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ミラノ郊外に建築された会場に繰り広げられる大博覧会、どんなものになるのか今から楽しみです。

4月30日(水)には博覧会まであと1年を記念して、カウントダウンのイベントが行われる予定です。

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お箸が、お客様の座るテーブルに水平に置かれてるのではなく、ナイフとフォークのように、

垂直に置かれている"なんちゃって日本食レストラン"が流行しているイタリアで、

日本館の中に本物の日本食レストランが併設される、これもまた必見です!!

 

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     春・お日様・パスクワ

  

ドイツのメルケル首相もやっぱりイタリアがお好きなようです。

パスクワ/PASQUA(復活祭=イースター)のちょっと早目のバカンスは、

イスキア島(ナポリの西)で過ごされたとの報道がありました。

ヨーロッパ人はやはり、お仕事とプライベートの区別がはっきりクッキリしていて

なかなかよろしゅうございます。

 

17日(木)から学校はパスクワバカンスで休校になりました。

先生をしているお友達もみなやっと、一息よ〜!!と声がはずみます。

"春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日"がパスクワにあたります。

パスクワは、十字架にかけられて息を引き取ったイエス・キリストがその三日目に復活し

天へ昇ったと言われ、それをお祝いするキリスト教徒にとっても大切な日。

今年は4月20日の日曜日。

 

街はどこもパスクワムード。

ちょっと立ち寄ったBARの観葉植物には、鶏とひよこのオブジェがちょこんとのっていて、

お客様を迎えます。

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もちろん街のウインドーも!

ウインドーは、春物の洋服を見るのと同じくらい、お菓子屋さんのそれを見るのも、

この時期の楽しみです。

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コロンバは平和の象徴、鳩を型どった焼き菓子でまるごとのアーモンドや

大きい粒状の砂糖が表面に惜しげもなくのっています。

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パスクワの時期の朝食やおやつ、デザートには欠かせません。

ドンと大きな箱を開けると割と質素な包装、そしてここから"本体"を取り出すと、、、

オットッと重さが1kgもあるので手にズシっときます。

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昨日、アンナさんからウサギの形をしたチョコレートをいただいたので

我が家のひよこと一緒に飾りました。

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これも、パスクワの定番商品です。

ホワイトチョコレートとジャンドゥーヤ、、、あ〜たまりません。

ウサギを型どっているのは、この小動物は多産であることから繁栄と豊饒を意味し、

春を物語るからなのです。

また、卵の形をしたチョコレートはこれもパスクワには欠かせません。

卵は生命が宿るところであり、イエスキリストの復活を表現するものとしてこれも

パスクワには大切なものです。

 

春、お日様、パスクワときたらピクニック!!!

クーラーボックスに入れて屋外にも持ち出せる、簡単で誰にでもできて

彩りもきれいなデザートのレシピ、"マチェド-ニア/ MACEDONIA"をご紹介します。

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マチェド-ニアはギリシャ生まれ、今ではイタリア全国で食卓にのる定番の、

季節の果物で作るフレッシュなデザートです。

水分が多目の果物を使う場合は砂糖をいれたほうが、よりおいしくできますよ。

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       MAMMA MIA(マンマ ミア) !!

 

 

ツグミちゃんのお友達が遊びに来てくれました。

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我が家の狭いテラスにちょこんと陣取って"歌っています"...とっても上手なんです。

クロウタドリはイタリア語ではMERLO'(メルロー)口と目の周りがオレンジ色がかった黄色、

春の訪れを告げる鳥です。

この季節毎日のように軽やかな歌声、時にはおしゃべりしているんじゃないかと

思わせるような歌い方でなごませてくれます。

木々の新芽も気温の上昇とともに、きれいな黄緑色の葉っぱに育ってきました。

 

雑貨店のウインドーにはアスパラガスを茹でる縦長の専用のお鍋が並んでいます。

 

春はいろいろ始動する季節。

モーター好きのイタリア人の血も騒ぎ始めます。

ということで先日、ヴェスパクラブの安全祈願祭に行って参りました。

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町をあとにして小高い丘が続く道、住宅街を通ると、住民の人々は50台以上の

ヴェスパの"大群"を物珍しそうにニコニコして見ています。

手を振るチビッコやおじいちゃんもいます。

交差点では有志の人が自身のヴェスパを横付けして往来する車を止めてくれます。

車のドライバーはしょうがないなあ(こういう光景はイタリアではよく見かけますからね)

というような表情で大群が過ぎるのを待って、道をわたしたちに譲ってくれます。

丘にはさくらんぼの花が咲き乱れ、雑草の緑、たんぽぽの黄色が相まって

さらに春気分を盛り上げてくれます。

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たどり着いたのはBREGANZE(ブレガンツェ)というワインの名産地のワイン醸造所!

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えっ?!

ええっ???!!!

みなドライバーなのにぃ???

 

 

すでに近くの教会の牧師様が待っていて、みなに向かって安全を唱え始めると、

みな真剣な面持ちになりました。

 

安全祈願のお祈りが終わるとプロセッコで乾杯! (ちょっと、矛盾してないか???)

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醸造所のおばちゃんが次々とお皿を運んできます。

数種類のカットされた山盛りのチーズサラミや生ハムの盛り合わせ、

具沢山のサンドイッチ、フォカッチャ、、、そしてそしてプロセッコや

ワインが次々と開栓されていきます。

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そして、次から次へとみなの胃袋へ運ばれていきます。

トマトソースのパスタも振る舞われて、でも、お昼前にはほとんどの人が

ここをあとにしてブーンと解散。

 

やっぱりマンマっこのイタリア人男性は、おうちでマンマがこさえてくれたパスタが食べたいんだろうなぁ。

MAMMA MIA(マンマ ミア)!!

 

そうそう帰り道、アンティークのアルファロメオの団体さんを見つけました。

彼らも安全祈願祭を行っていたようです。

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集まっていたドライバーの手にはやっぱりワイングラスが;;;;;。

 

MAMMA MIA(マンマ ミア)!!

  

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