2014年5月アーカイブ

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        おめでとう!!

友人からの贈り物、シャツ屋さんの麻のパジャマがピッタリの気候になりました。

青空市場の八百屋さんにはズラリと果物が並び始め、イタリアの初夏を感じます。

今はさくらんぼが旬! デローニと呼ばれる品種、深〜いビロード色で果肉は柔らかく

酸味と甘味のバランスがいいんです。

 

つい先日、マッシモの友人の奥様からのメール

"特に親しい友人だけで誕生日パーティーを開きたいから、日曜日10:45にООに集!!"

のお呼びがかかりました。

場所は、よく知られた海岸の名前、よく知れた顔、そうでない人総勢20人、

みんなてっきりレストランの中かと思いきや、オーナーらしき女性が

こっちこっちぃ〜と上のテラスから呼びます。

トコトコ屋外の階段を上がって行くと、、、うわぁ〜!!!目の前には海が広がります。

そこはわたしたちだけのスペース、海が見えるテラスレストラン。

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12:00ジャスト、主役を含めた家族4人が、わたしたちが隠れている

テラスのある建物へと向かってきます。

本人には内緒で企画した誕生日パーティーでしたので、お呼ばれ組総勢20人、

おチビちゃんたちも皆、みな腰をかがめて姿を隠します。

笑わせる人、笑いをこらえる人、もう楽しい楽しい!!

友人グループの長の合図で一斉にスクッと立って、お誕生日の歌をみんなで大合唱!!

本人は手に持っていたビーチバッグをドサッと落として、びっくり仰天!!

そしてそのあと満面の笑み!

 

家族4人がテラスに上がってきて、宴は始まりました。

大きな大きなパラソルの下にはビュッフェスタイルのごちそうがズラリ。。。

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生ハムとメロン、冷たいパスタ、ライスサラダ、海の幸のクスクス、2種類のキッシュ、

ガスパッチョ、もちろんザクザクとカットされたチーズは欠かせません。

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キンキンに冷えた何本ものプロセッコ、他にもいろいろ、

テーブルにはハーブも飾られて女性オーナーのセンスを感じました。

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イタリアのビュッフェスタイルは、盛りが少ないとNGなのよね〜、

これでもかってくらいの量でないと、、とは企画したグレータちゃんの言葉、確かに!!!

空けられたプロセッコの数も相当なものでした;;;

そうそう、プロセッコを開けた時にボトルからプロセッコがあふれ出たら、

それで耳の後ろをチョンチョンと指で濡らします。

良いことが訪れますように、とのおまじないなんです。

ところで、この日の主役は?!

グレータちゃんのお子様ではありません、ご主人です。

もちろん、主役のご主人もプロセッコを勢いよく開けて、耳の後ろをチョンチョンと。

 

イタリアの誕生日の歌、メロディーは日本と一緒です。

ちょっと練習してみましょうか?

イタリア語発音をカタカナで表示してみました。

はい、みなさんもご一緒に〜:

 

タンテアウグーリー アーテー

タンテアウグーリー アーテー

タンテアウグーリー ア *****(主役の名前)

タンテアウグーリー アーテー

 

アウグーリー!!(おめでとう!!)

 

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           世界で一番美しい

 

Mille miglia /ミッレミリアは、その名の通り、1000マイルを走行する1957年以前のクラシックカー、

しかも時代を経てこれまでにこのレースに参加してきた車両のみ参加できる、

世界で一番美しいレースと言われる、伝説の公道レース。

公道、、、というからにはメインの国道はもちろん、いつもお茶したり、

ウインドーショッピングをする町の車道が競争路に変貌を遂げるのです。

1927年に第一回目のミッレミリアが開催、アクシデントがあって一時開催を中止されたもの、

1977年に復活を果たして、今年で "86歳を迎え" ました。

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その昔、4人の武装兵士と名付けられたこの歴史的レースの創立者たち、

なんともネガティブなイメージを彷彿させるニックネームですが、まさにその正反対。

レンツォー、フランコ、アイモ、ジョヴァンニ、この武装兵士たちに共通していたのは

根っからのモーター好きであったこと。

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車マニアであり、ロマンチストであり、相当に周りからは煙たがられていたようです。

しかしながらその熱き情熱があったからこそ、わたしたち市民は今でもこうして

楽しみながら観戦することができるのです。

 

興奮のるつぼと化した町の広場には、小さな子どもからご年配、男性のみならず、

若い女性も、1000MIGLIAの小旗を手にしたご婦人まで、たくさんの人!!

いつもはのどかな町も車道と歩道の境界にロープがはられて、すぐ目の前を往年の名選手たちが

ブオオオォォォォーと、お腹に響くほどのけたたましい爆音とともに走っていきます。

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毎年この季節に開催されるのですが、今年のレースは、15日(木)午後、

ブレーシャ/ Brescaをスタートして、ヴィチェンツァ/ Vicenza、パードヴァ/ Padova、ここで1日目が終了

翌日はここからフェッラーラ/ Ferrara、ラヴェンナ/ Ravenna、サンマリーナ共和国 /San Marina、

アクイラ/Aquilaを通過して首都ローマ/Romaへ。

17日(土)朝、ローマを出発して、夜はボローニャ/ Bolognaに到着。

最終日18日(日)は、ここからこのレースの本拠地であり、スタート地点でもある

到着点のブレッシャ/ Brescaへと向かいます。

ここで表彰式が行われるのです。

 

レースにはアイルトンセナのお孫さん、アメリカの有名な司会者など、世界各国から集まった505組が

エントリー、参加車両のリストを見ると1927年式のアルファロメオもあります。

古いものに敬意を払うイタリア人気質を、まさに証明する一大イベントです。

ドライバーの運転技術だけでなく、ナビゲーターとのコミュニケーション、

メカニックの腕前、まさに三位一体の真剣勝負!

 

スポーツタイプのクラシックカーのため、ドライバーとナビゲーターの距離がほとんどなく、

ゴッツイ半袖姿の勇ましい男性の体半分以上が車体からはみ出していて、

などというシーンはなんとも微笑ましい!

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車体が低く、だんだん近づいてくる車の "顔付き" は勇ましく堂々としていて、

通り過ぎ去って行った後ろ姿のラインは、ヒールを履いたセクシーな女性のよう。

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そうそう、イベント広場のアナウンスではGIAPPONE!! (日本!!!) と紹介された

TAKEMOTOさんというご夫婦 (あとで知ったのですが) も出場なさっていて、

TAKEMOTOさんたちが通っていく時、思わずニッポン! ニッポン!! と叫んでしまいました(苦笑)。

どうしても気になっていたTAKEMOTOさん、いろいろ検索していたらこの様なサイトを発見!

笑顔もとても素敵なご夫妻です。

http://www.lafesta-primavera.com/2014/index.html

 

イタリア地図を参照に、今回のブログを読みながら、ドライバー気分に酔いしれて

イメージ旅行を楽しんでみてください。

この場合飲酒運転でつかまることはありません。

 

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        あの人を思い出す、、、

 

新緑の5月、山々の緑色も日々、グラデーション豊かになってきました。

朝日を浴びて、アヤメも凛と咲いています。

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青空市場では旬のホワイトアスパラガスが山積みにされて、

お客様の大半がそれを買い求めて行きます。

アスパラの先、15cmから20cmのところだけのものと、きれいに揃えられて束になって

タグがついているものとそれぞれ分かれます。

いつものマヌエラさんは、「何を作るの〜?」と聞いてきます。

「リゾットよ!!もうリゾットおいしいね〜、最高!!」と答えると、

手際よくプンティと呼ばれる先の部分だけを紙袋に手際よく入れてくれます。

先だけのものはリゾット、ラザニア、ベシャメッラと一緒にクレープ包みに。

束のものはグリルで、と調理法によって買い求めます。

 

BASSANO/バッサーノの郊外にある、ホワイトアスパラガスをメインにお料理を提供するこのレストラン、

敷地内にはホワイトアスパラガス畑が広がり、特にこの季節はたくさんのお客様で大賑わい。

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アンティパスト、プリモ、グリル焼き、、、どれをとってもに旬の香りが口いっぱいに広がって幸せ〜。

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隣のテーブルに座っていたご婦人の、アスパラのクリームスープもとってもおいしそうでした(失礼;;;)。

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全国的に有名なBASSANO(バッサーノ)のホワイトアスパラガスは、

ASPARAGO BIANCO DI BASSANO/アスパーラゴ ビアンコ ディ バッサーノという名称でDOP付き。 

DOPとは、UE(欧州連合)の厳しい基準に適合した、また、特殊な方法で

独占的に生産される食べ物に与えられるいわゆるひとつの証明書です。

独特の気候や風土を生かし、生産者独自の技術で、丹念に生産されます。

しかし、DOPの適合を受けたといっても、わたしたちは自然と共存して生きているわけですから、

常にその生産者は努力を怠るわけにはいきません。

おいしい味の陰には、生産者の魂が込められているわけです。

バッサーノのそれは、近郊の11の町で生産されるもので、黄色と赤色で彩られた

DOPのタグ付きが目印。

 

この時期、近郊の町ではホワイトアスパラガス祭りも開催、祈とうなども行われる町の集会所が、

年に1度のアスパラガスレストランに変貌を遂げます。

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食器は使い捨てのプラスチックですが、ド〜ン!!と盛りのいい茹でたホワイトアスパラガスと

ミモザ風の湯で卵、リゾット、ラザニアが運ばれてきました。

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レストランに行けば2,3倍もするお値段ですが、こういうお祭りでは、

新鮮な食材を使った料理が、ひと皿5ユーロくらいで食べられるのが魅力です。

ラボゼッロというロゼ系のシュワシュワっとした軽目のワインと一緒にいただきました。

 

ホワイトアスパラガスの畑の風景です。

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太陽の日差しをさえぎって、色をつけないようにするため袋をかぶせるのです。

袋の中ではスクスクとアスパラガスが成長しています。

 

夏に帰国した時、羽織っていた白いジャケットを両手で高々と挙げ、太陽の日差しをさえぎっていたわたしの姉、

その容姿はまるで袋をかぶったアスパラ畑のようで、この畑を見るたび、姉を思い出します(笑)。

イタリア女性は日焼けを大変好むので、それと比較したマッシモには姉の"行動"が

どうにも理解できなかったようですが、言葉が通じなくてもマッシモから笑いをとった

姉は素晴らしい...!!

 

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