2014年6月アーカイブ

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       やめられない止まらない

 

たくさんのイタリア国民が見守る中、イタリアのチームは予選敗退となって、

4年に一度の楽しみは消沈してしましました。

その翌日の話題、バールでも近所の人ともその話題でもちきりでした。

言いたいことを全て主張するのが一般的なイタリア人の気質

それが3、4人集まっただけでも物凄い騒ぎになるのは、皆さんのご想像通りです。

 

暑いですねぇ、みなさん季節の果物、食べていますか~。

汗をかく、それと比例してビタミンCをしっかりとりたいものです。

青空市場の店頭には、メロン、アプリコット、すもも、桃などなど

お店の半分以上を果物が占領しています。

日本に滞在したことのあるイタリア人のほとんどの人が口を揃えて言うのは、

「ニホンハ、クダモノガ タカイネ~!」

そして、「ホウセキノヨウニ、ダイジニホウソウサレテイルネ~!!」と。

こちらでは、皆さんにおなじみの青空市場では雨に打たれて傷ついたさくらんぼも、

熟し過ぎたメロンも普通に売られています。

それがかえってより美味しい場合も多々あります。

全体的に果物の値段が安い!!

日本人も大好きなさくらんぼは、イタリア人にも人気の果物で、

シーズン中は、産地の道端にパラソルを広げた露店で買うこともできます。

 

こちらではもう季節も終りのさくらんぼですが、とある週末のヴィチェンツァ県/VICENZAにある

マロスティカ市/MAROSTICAのさくらんぼ祭り、さくらんぼ騎士なる男性群が

毛並みの美しい馬にまたがって、沢山の観光客を出向えます。

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プリップリと新鮮なサクランボ、1キロ当たり8-9ユーロと手頃なお値段で気軽に買い求められます。

ここのサクランボはイタリア国内で初めてI.G.Pの認可を得たサクランボ。

I.G.PはEUが規定した「地理的表示」の一つで、農産物、ワイン、乳製品、などの

産地の地理的環境や風土に由来するすぐれた特質を有する産品を指し示すために用いる

特定の地域や指定区域の呼称。

これを表示するためには生産にかかわる条件や製法等の要件を満たすことを要するとのこと。

燃える様な赤い色が特徴で、実は大粒、皮はプリッと固めで、

口に含むと果汁が口いっぱいに広がります。

 

すみませ~ん、ちょっと写真を撮らせせいただいてもいいですか~?の問いに

快よく笑顔で応えて下さったご夫婦の出店では、さくらんぼの種を売っています。

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可愛い生地で小さい枕の様に並んでいるのは、電子レンジで温めて温熱療法に使ったり、

冷蔵庫で冷やして打ち身や打撲部分の痛みを和らげたりと、昔からの民間療法のひとつとして

伝えられてきたものだそうです。

それにしてもこれだけのさくらんぼの種を商品化するのに、

誰がどれだけこのさくらんぼを食べたのか、妙に気になります。

 

本物の生きた蜂の巣を店頭に置いて、天然の蜂蜜を売っている伯父さん、

一所懸命に説明しています。

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家庭雑貨店のショーウインドーには、サクランボの種を取る道具が並んでいます。

新鮮で大量なサクランボをジャムにしたりするのに、種を除かなければいけないので、

とても重宝するそうです。

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道具好きの私としては気になる"存在"ですが、サクランボを買っても結局、

生でパクパク食べてなくなってしまうのでもう何年も来年こそは、買おう

、、、で終わってしまいます(笑)。

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マロスティカ市の昔からの名産品、編んだ藁で作った篭やバッグは夏に大活躍!

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赤いバッグは、赤い夏物のサンダルをはいていた素敵な女性が買い求めて行きました。

サクランボを例に挙げて、"美味しいものはやめられない"、そんな諺も、イタリアに存在します。

 

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      タルティーネ/Tartine

 

始まりましたね~サッカーワールドカップ2014!!

 

2002年の日韓開催を思い出します。

今回のイタリアの初戦開始はこちらの時間で15日(日)午前0:00!

マッシモとご近所の友人夫婦宅で観戦しました。

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国歌を皆で合唱し、合掌して勝利をお祈り。

難しい歌詞の部分はフフンとごまかして;;;

イングランドに1-1に追いつかれたものの、イタリアのチビッコに大人気の

バロテッリが決勝ゴールを決めてくれました。

試合が終わったのは午前2時過ぎ、興奮覚めやらず、直ぐには寝つけませんでした(笑)。

 

ショッピングセンターの一角にはブーブーと凄い音を出すラッパや、

イタリア選手のシャツがズラリと並び、スーパーにはワールドカップ仕様パッケージの

ビールやチョコレートクリームが緑、白、赤のトリコロールカラーも鮮やかに並んでいます。

 

サッカー観戦、スタジアムに行くのがやっぱり最高ですが、自宅観戦の最大なるメリットは

スタジアム以外全てがそこにある、、、ということで家族と、友人とワイワイ観戦するためにも

傍には美味しいおつまみと飲み物が必須です。

という訳で材料さえあれば、ハーフタイムにもチョチョイと簡単に出来る

タルティーネ/Tartineをご紹介します。

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タルティーネは夕方になるとアペリティーヴォにやって来るお客さまに出される、

バールのカウンターに並ぶ一口サイズの食べ物。

食事会の前菜の前に出されたりもします。

パンの種類も、上にのせる具や材料も様々。

レシピの他、サーモンの燻製とクリームチーズのものもお奨めです。

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と、、、確か今大会は日本時間では早朝開始???

となれば早起きして朝食をしっかりとって、ZARINA/ザリーナでいれた

エスプレッソコーヒーを飲んで、サンバのリズムに合わせて

ごひいきのチームをを応援しましょう。 

 

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     オレンジ色が鮮やかな

 

紫陽花(あじさい)はイタリア語でortensia/オルテンシィア、

マリア叔母さん宅の紫陽花今が満開です。

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6月7日(土)はイタリアの子どもたちにとって待ちに待った終業式(6日のところも)!!

9月の新学期開始までの約3ヵ月間の長~い夏休みです。

その日の午後、それを気にもせず私たちは今年初の海水浴へ出かけたのですが、まさかの大渋滞!

Jesolo/イエーゾロ、Caorle/カオルレへ向かう道路にはドイツナンバーの車がわんさかと連なっています。

海に面してないない南地方からやって来るそうです。

 

バカンスの季節もいよいよ始まったかという感じ、となれば夕方のバールは

アペリティーヴォを目的にやってくる人で賑わいます。

夏のバカンスはどこへ行くの???の話題でもちきりになります。

アペリティーヴォはそもそも食前酒の意味がありますが、おしゃべり好き、コミュニケーション好きな

イタリア人には老若男女問わず、生活の一部であり、また欠かせないものなのです。

お酒を飲まない人は、ノンアルコールの苦い炭酸飲料で同じように楽しみます。

みな各々の行き付けのバールがあり、オープンスペースにテーブルがあればそこに座る人、

店内に座席がなくても平気、みな外で立ち飲みでペラペラおしゃべりを楽しみます。

近頃のアペリティーヴォと言えば、暗黙の了解のようにほとんどの人がspritz/スプリッツをオーダーします。

スプリッツは、甘くて苦い、オレンジ、植物の根茎などから作られた

Aperol/アペロールというリキュールとプロセッコ、そしてオーストリアで生まれた

セルツという特殊な炭酸水からなるアルコールドリンク。

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元来のスプリッツは1700年の終り頃、オーストリアの支配下にあったトレンティーノアルトアーディジェ、

ヴェネト、フリウリヴェネツィアジュ-リアと3州の広域で生まれ、オーストリアの兵士が

母国から持って来たセルツという水を飲用するのに余りにも炭酸が強過ぎて、

それを和らげるために任務先で見つけたヴェネトのワインで割って飲んだのが始まりです。

スプリッツという名前、しぶきを飛ばす、ぬれるという意味の単語が語源であるのもなるほどうなずけます。

のどをそれで潤して、更におしゃべりがスムーズになるように、、、とこれは意味が違うか(笑)

スプリッツは他にアペロール無しのもの、campali/カンパーリ入りのものと種類も様々。

そうそう、スプリッツをオーダーすると必ずと言っていいほど、ポテトチップスを一緒に持ってきてくれます。

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東京にはこんなお店があるようですよっ。

https://www.facebook.com/AperitivoEbisu

 

イタリア旅行にいらした際には、是非スプリッツを注文してみて下さい。

それでのどを潤せばきっと、おしゃべり好きなイタリア人のように、

舌がクルクルと見事に回転するはずです。

 

次回は是非アペリティーヴォに用意する簡単レシピをご紹介したいと思いま~す。

 

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