2014年7月アーカイブ

イタリア便り ~ 骨董市 ~

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              骨董市

 

夏バテしていませんか~。

今年のイタリアの夏、雨続きでサンサンと輝く太陽はどこへ行ってしまったのやら;;;

ご近所のミケーラさんは、お気に入りの音楽を聞きながらショートパンツとタンクトップで

ウォーキングに行くのが大好き、毎夏、ウォーキングだけでかなり日焼けをするのですが、

今年は悪天候続きで日焼けも出来ないと、愚痴をこぼしていました。

私は、大好きなトマトが日照不足で美味しいのに当たらず、ボヤいております。

 

さてさて週末、ちょっと晴れ間が出たら気軽にお出かけするには、骨董市が面白いです。

骨董市は、イタリアどこに行ってもそれぞれの土地で開かれる、

これもまたイタリア人の生活にとけ込んだ文化の一つ。

毎月第一日曜日、とか第三土曜日とかそれぞれの地方によって開催日が異なります。

アンティーク物に興味がなくても、趣味や志向の目線でブラブラ歩き回るとこれもなかなか面白いもの。

古代ローマの時代には既に存在していたと言われる骨董市、彫刻や絵画の分野が元来のもので

そこから月日を重ねて、本、家具、台所用品と徐々に拡大して行ったそうです。

 

むか~し、日本でもはやっていたような物を見つけては、ハハ~ンなるほど、

イタリアでも同じ様な流行現象があったんだな、、、などと色々と勝手に想像しながら前進します。

70年代物の流行が復活しているイタリアの今日この頃、、昔むかし、母が着ていたような

ワンピースも売られていて、そこには20代の女の子たちが楽しそうに鏡で合わせています

 

エスプレッソコーヒーの豆挽き、牛のオブジェ、古本、洋服、エレガントな帽子、

天使のオブジェ、ドアノブ、ありとあらゆる分野の骨董品が所狭しと並びます。

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錆びだらけのアイロンはなかなか頑丈そうです。

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イタリア旅行にお出かけの時は、是非骨董市でブラブラするのもお奨め、

そして、歩き疲れたら、カフェシェッケラートをバールでオーダーして一休みするのも必須策。

 

骨董市でお気に入りのものを見つけたら、値切ることをお忘れなく、

これは重要なおかつスリリングなひと時を楽しむ秘訣!!

SCONTO(スコント=値切る)?と尻上がりのアクセントで、ウインクして笑顔で聞いてみましょう。

ハイ、本日のイタリア語講座の重要単語は、「スコント」です。

 

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                   蜂

 

ズッキーニ、サヤインゲン、キュウリ、トマト、ピーマン、セロリにイタリアンパセリ、

どれも採れたてで水みずしい八百屋さん泣かせの野菜は、大きな袋にドーンと入って、

マッシモのお父さん、お母さんの畑からやって来ます。

 

皆さん、夏を楽しんでいますか~。

ヴェスパクラブのツーリングに参加してきました。

世界遺産に登録されているドロミーティ/ DOLOMITI(2009年登録)、

壮大で威厳なという形容詞がピッタリ当てはまる山々、地質の影響で岩肌が

むき出しになっているところ、深い緑色の針葉樹が生い茂っているところの

コントラストがとても見事です。

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自転車でツーリングをする人も結構見かけます。

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ギア付きと言っても上り坂、結構しんどそう;;;後ろから押してあげたくなります。

トレント地方に入ると特産のりんご畑やワインを作る葡萄畑が見えてきます。

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イタリアではヴェスパの人気が再復活!

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10代の頃、ファッション雑誌で見たヴェスパのイラスト、あの頃はてっきり

Made in USAのスクーターかと思ってたっけ(笑)。

約20台ものヴェスパが蜂の大群の様に連なって走る様、後ろから見てもナカナカいいものです。

ヴェスパの創立者、エンリーコ·ピアッジョ氏が、完成したスクーターを初めて見た時、

「まるで蜂(ヴェスパ:イタリア語で蜂の意味)みたいだ」と興奮して口にしたのが

此のスクーターの命名になったとか。

なるほど、後ろから見た姿はまさしく蜂のお尻の部分と瓜二つ。

特に古い年式のものがそうです。

 

スーパーで買い出し班が調達してくれたパンやスペックアッフミカート、プロッシュートクルード/コット等、

色んな種類のハム類、野菜の酢漬け等、手慣れた女性は、そんな少しじゃだめよぉ、と

ガバっと取ってドドンと半分にカットしたパンにのせてくれます。

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ガバっと、ドドンと!がイタリア流。

緑溢れるオープンスペース、ツーリング途中通りがかった公園でのお昼ご飯はこの上ないごちそうです。

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手に向日葵のブーケを持った新婦さん、結婚式途中の新郎新婦が、

写真撮影の場所を探してカメラマンと歩いています。

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おめでとう~!と皆で叫ぶと笑顔で嬉しそうにニッコリ。

 

スケジュール、あってもないと同然のツアーですから随分とカフェタイムが多いと

ボヤク人もいれば、お尻が痛くてももっともっと遠回りして目的地のホテルまで行きたい人、

まとまらないようでも、最後はなんとか丸くおさまって皆、満足。

これぞ典型的イタリアスタイル?!

 

翌朝はちょっとだけBRESSANONE/ ブレッサノーネのチェントロを散策。

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イタリアと言えどドイツ語も交される土地なので、いつもと違う標識や表示。

朝早い出発だったので、街の中心は人影もまばら、、、でもやっぱり子どもは元気に

自転車を飛ばして遠り過ぎて行きます。

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イタリア全国的に夏のセール中ですが、チロル風の可愛い民族衣裳もセール中。

ウインドーの中から、イタリアでも大人気のハイジが今にも飛び出して来そうです。

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       今年で201歳

 

サッカーワールドカップもいよいよ4強チームの対決となりましたね。

ヨーロッパ2ヶ国、南アメリカ2ヶ国が残ってどの試合も見逃せません。

怪我をして次からのゲームに出場できない選手のコメント、素敵じゃないですかぁ。

「僕の夢はまだ終わってない」と。夢は叶えるためにあるものです。

 

ロミオとジュリエットで知られる、ここはヴェローナ、街全体が世界遺産(2000年)に指定され、

まさに街のシンボルと言うべきアレーナ/ARENAは、歴史地区街に入ってすぐ目の前に広がってきます。

ここでは毎夏、様々なオペラが星空の下で上演されます。

2000年以上も前に建築されたこの円形劇場、ゴツゴツした、

頑丈な石でできた昇り階段の勾配が時代を感じさせます。

 

1871年12月24日に初公演されて以来、今なお世界中の人々に愛されてやまないアイーダ/AIDAは、

三日月がくっきりと浮かび上がった初夏の夜、今年も幕が上がりました。

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入口では、チケットチェックと同時に小っちゃいキャンドルが配られます。

開幕して少し薄暗くなり始める頃から、観客席で各々火を灯すのです。

 

私の様にオペラを知らない人でも、音楽が好きで好奇心がある人なら必ず楽しめるはず!

特に大がかりな舞台装置を見るのは、とても面白い、主役の心情や音楽によって

照明の色や木々の動きも変わるので、見ていて飽きない、次は何がどんな風に出てくるのだろうかと、

ついつい身を乗り出てしまいます。

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上演中、出演者が灯りを手にして観客席のすぐ側をゆっくり通って行きました。

サプライズです。

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20分に渡る休憩時間が計3回、そのたびグラス売りのプロセッコや

ビールを販売するカウンターは長蛇の列。

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休憩時間の間、舞台の上では大勢のスタッフが次の幕に向けてせっせと準備を進めて行きます。

うわっ凄い!!

本物の大量の水が舞台上に放水されていきます。

舞台の背景となるスエズ運河をイメージする、ものすごい迫力です。

浮かんだ舟や照明が反射してとても綺麗。

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ARENA CANNEL/Video Gallery をクリックしてみて下さい。

一度は耳にしたことあるあの名曲が、このビデオで楽しめることでしょう。

http://www.arena.it/welcome_arena_it/index.html

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午後9時に始まって、幕を閉じたのは午前1時。

床についてもあの名曲、"凱旋行進曲"が頭の中でグルグル回って、なかなか寝つけない夜でした。

アイーダ/AIDA の産みの親、ジュゼッペ ヴェルディは今年、生誕201歳を向かえました。

作曲した当の本人は、世界中のたくさんの人を魅了すると想像できたでしょうか。

 

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