2014年10月アーカイブ

        るりこ~1.JPG

            秋の味覚祭  ~ その3: 栗祭り ~

 

突然ですが、カメ虫を知っていますか?イタリアにもいるんです!

夏の終りはとってもきれいな緑色をして知らぬふりして葉っぱに紛れ込み、

秋になると茶色に変身してあの独特な臭いを巻き散らす、、、

秋晴れの日、ベランダに毛布とか干してそれを取りこむ時は要注意!

毛布にしっかりとしがみついて家の中に入りこんで、ある日、

「アレッ?何だかあの臭いと似てるな~」と思ったら足元にいたんです。

〇〇の秋と良くいいますが、まさにカメ虫の秋。

変な話ですが、カメ虫を見ると「あ、秋も本格的になって来たな」と思います。

 

でも、秋と言ったらやっぱり栗です。

今年の秋も栗祭りに繰出しましたよ~。とここはペデロッバ/PEDEROBBA。

No.96 1.jpg No.96 3.jpg

No.96 7.jpg

焼き栗は小さな紙袋に500g入って5ユーロ、栗は小ぶりで皮は薄く、簡単にむくことができます。

かなり焦げているものもありますが、気にしない気にしない、

そこは目をつぶってザックリとイタリア流で行きましょう。

No.96 2.jpg

砂糖の甘さとは違う自然の甘み、それを噛みしめながら味わっていただきます。

勿論、赤ワインのお共は欠かせません焦げたのも手でむくわけですから、

食べ終わったあとは指先が真っ黒に汚れます。

いや~ん、汚れちゃ~う、、、等とお嬢様ぶるのは無礼講。

これも焼き栗の醍醐味!

お会計の後に配られる、栗祭りの名入りのウェットティッシュで綺麗に拭き取ります。

 

今年で40回目をむかえる場内には、昔からの栗祭りの様子が写真で展示され、

ヘアスタイル、洋服等が、時代を感じさせてまた、物もそんなに溢れていなかった頃の栗祭りを

どれだけ楽しみにしていたのだろう、と想像をふくらませるいい笑顔が溢れています。

No.96 5.jpg

大きな焼き栗用の鉄鍋を二人でゆすって焼く写真、とっても心にしみましたわ~。

No.96 6.jpg

遠い遠い昔から存在していた、ストリートフードとも言われる焼き栗、

八百屋さんの店頭、お祭りの屋台でも人気者。

会場内の屋台では、マロンペーストを使ったタルトやシューも販売されていて、

私達は瓶詰めのマロンペーストを買い求めました。

No.96 4.jpg

それはたてた生クリームと一緒にロールケーキにしてみたら、とっても美味しかったです。

 

イタリア料理には、栗のリゾットや栗の粉を使ったクレープ等もあります。

ピエモンテ州で生まれたマロングラッセも栗があってこその、世界でも有名なお菓子。

いつも思うんですけどね、本当に美味しいものは手をかけないと美味しくできない、そして時間も要します。

マロングラッセもそうで、皮をむく前は9日間も水に漬けるのだそうです。

又、栗は、七面鳥などの詰め物としても重宝され、肉料理と一緒に

コントルノ(漬け合わせ)で添えられることもあります。

お肉屋さんの店頭では、栗を使った肉料理のレシピ等が配られます。

意外や意外、栗はストレス予防にもなるそうなので、働き過ぎの貴方、

是非ほっくり栗を食べてホッコリ優しい気持ちになりましょう。

 

ピン ポン ポン ポーン、お知らせです。

10月26日(日)よりイタリアは冬時間に入りました。

よって、日本との時差は8時間です。

イタリア時間時計をお持ちの方は1時間調整をお願いいたします。

ZARINAロゴ.jpg

 

                 るりこ~1.JPG

                         運転免許証

 

モードの国、イタリアですから街のウインドーは秋一色、ちょっと気になる大判ストールやスカーフを見ると、

ウインドーに顔をひっつけて、お上品に小さく小さく表示してあるお値段をついつい覗きこみます。

チョコレート屋さんのそれはマロングラッセが素敵なデコレーションで、こちらを見ては生つばをゴクリ、

高級食料品店の店頭にはトリュフやそれをカットする器具も並んで秋の深まりを感じます。

 

お国が変われば文化も変わる訳でして、車の運転免許証のイタリア事情も日本のそれとはだいぶ違います。

一般的にイタリアでは左ハンドル、右側通行、それとは逆に日本やイギリスでは右ハンドルで左側通行となります。

イタリアは南へ行けば行くほど、スピード狂が多いとか。

イタリアでは普通免許は18歳から取得できます。

これは日本と同じですが、50ccのスクーターなどは何と14歳から取ることが出来るのには驚きました。

体型が東洋人と違うと言ってもまだあどけない14歳の少年少女達、特に男子はテレビで頻繁に放映される

モーターバイクの中継を見て、また、お父さんやお爺ちゃんの影響もあって自動車学校へやって来るそうです。

自動車学校と呼ばれるオフィスはとても小さくて、学科を受講する部屋、

また受講した内容を復習出来るパソコンの部屋とあります。

学科試験はパソコンを使って実施され、全部で40問、36問以上正解した人が合格となり、路上運転が始まります。

教習所内の敷地には、練習をする為にわざわざ作られた道路や傷害物は無いのです。

路上運転は、教習所の先生が助手席に乗って一般路上で行なわれます。

仮免は通称、「ピンクの紙」と呼ばれて、また、仮免取得者はリアガラス部分に「練習中」と表示して、

助手席に免許取得年数10年以上の人が乗車する条件で、公道を走ることができるのです。

 

初めてイタリアで運転免許証を見せてもらった時驚いたのは、免許証の写真が本人と随分違うということです(あっ、失礼;;;苦笑)。

といいますのは、免許証の更新は50歳まで10年毎の更新のため、実物と写真が大部違うことが多いのです。

18歳で免許を取得した若者達は28歳まで更新がない訳ですから、

ただでさえ西洋人は外見の変わり方が東洋人よりも早いのに(これまた失礼)、

取締りや検問するお巡りさん達は、本人と確認するのに四苦八苦するだろうなぁ~などと大きなお世話を焼いてしまいます。

 

路上練習の時間数は人各々異なりますが、本免許の技能試験は路上練習の様に教習所の先生が助手席に乗り、

専門の試験官が後部座席に乗って「はい、右曲がって~」とか「あのグレーの車の隣に駐車して」など指示し、

受験者はそれに従って、いっぱいいっぱいの緊張感と共に運転し、その後、合否の判断がくだされるのです。

 

色づいた並木道を通る時、思わずウットリ見とれて横見運転などせずに、皆様どうぞ安全運転でお願いいたしますね。

運転に疲れたらホッと一息、美味しいエスプレッソコーヒーでちょっと休憩。

No.95 1.jpg  No.95 2.jpg

   

 ZARINAロゴ.jpg

 

 

                           るりこ~1.JPG

                             秋の味覚祭 ~ その2: ワイン祭り ~

 

バルドリーノ/ BardolinoのワインはDOC/原産地統制名称のワインで、

バルドリーノ、ガルダ、アッフィ、コステルマーノ、カヴァイオン、他、

ガルダ湖周辺の指定された地域のみで生産されるワインのみが

「バルドリーノ」を名乗ることができるそうです。

愛の街、ヴェローナから約40キロ西に位置するバルドリーノは地区の名称、

夏はバカンス客で賑わうところなので、ボートやヨットがたくさん碇泊しています。

No.94 1.jpg

 

ちょっぴりほろ苦く、爽やかな辛口が特徴の、明るいルビー色のワイン。

バルドリーノの葡萄とワイン祭りは今年でなんと85回目を迎えるそうで、

歴史を物語るかの様に、街の中には古い写真やポスター等も展示されています。

No.94 3.jpg

車でこの地域に入ってくると、ガルダ湖に面したワイン畑が目の前いっぱいに広がってきて解放感たっぷり!

ワイン祭りでは御馴染の光景、行き交う人々はワイングラスが入った袋を首からぶらさげています。

No.94 5.jpg

これはワインをボトルで、またグラス売りで販売している屋台で買い求めます。

中にはグラスどころか丸々1本のボトルを首からぶらさげて歩く人もたまに見かけます。

随分と首の筋肉がしっかりした人です(笑)。

袋は黄色とブルーあって、いずれか選べます。

グラスも買い求めます。

グラスにはお祭りのタイトルのロゴが入っています(バタ臭い感がまた良し)。

レストランで使われるものに比べて小さめ、自宅に持ち帰って、使って思い出話をするのもよろしいかと。

袋とグラスで1セット2ユーロ。

地元のスポーツクラブの屋台、アルピーニの屋台、ワイン販売会社の屋台、

様々なグループがワインを販売します。

No.94 7.jpg No.94 8.jpg

私たちは地元消防署の屋台へ。

消防署の制服を着た、顔を赤くした(ワインを飲みながら販売しているのでしょう)お兄さんに

袋、グラス、そしてワインを注文します。

No.94 2.jpg

マッシモはロゼ、私は赤を注文。

「あれだよね、普通女性がロゼを男性が赤を注文するけど、、、(笑顔)」。

写真を撮ってくれ、おまけに、赤を2倍の量でサービスしてくれるあたり、

やっぱりお祭りモードムンムンです。

こぼさない様に注意して歩きながら、また屋台を眺めながら、買いつまんだりしながら、

ブラブラとホロホロと歩くのです。

歩いてはまた屋台に立ち寄って、マイグラスを差し出してワインを1杯分買い求めるのです。

通りには誰でも座れるテーブルと椅子が置いてありますが、お天気も良かったので、

湖水に向かって裸足になって座って、足をブラブラさせている人も沢山いました。

No.94 10.jpg

バーベキュー、地元特産のソーセージを使ったリゾット、パニーニ、

いい匂いがあちらこちらから漂ってきます。

これを肴に、手にしたワインもはかどります。

クリームたっぷりのドーナツ、季節先取りの焼き栗、軽目のワインなので、

気取らないこんなストリートフードとも以外と相性がいいのです。

No.94 9.jpg

 

通りには昔、葡萄の収獲に使われたであろう古いトラクターが飾られたり、

No.94 4.jpg

昔、物がなかった時代からこうやってワイン作りが行なわれたであろうと想像させるような樽では、

子供達がまるで泥んこ遊びをするかのように、葡萄踏みでじゃれていました。

No.94 6.jpg

昔の子ども達はこうやって遊びながら、おじいちゃんやおばあちゃんのお手伝いをしていたんだろうな、、、。

 

やっぱりワイン大国、ここは不景気知らずです。美味しいワインと笑顔、

本物の幸せがここにある様な気がします。

 

ZARINAロゴ.jpg