2014年12月アーカイブ

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             No.102  クリスマスバカンス

 

12月24日から1月6日まで、一般企業、学校はクリスマスバカンスでお休みです。

クリスマスイヴ、つまりイエスキリストが生まれた前日は1年の中で、

最も神聖なる日と見なされ、肉を食するのは禁じられたと言う、

古くからの伝説に基づいて、24日は魚中心のメニューを頂きました。

日本で言う、魚介類の海老や帆立貝が人気の的になって、

伊勢海老類等は1キロ当たり40 ~60ユーロという値段で売られます。

食の大国イタリアですから、当然クリスマス時期は特別、財布の紐がゆるみます 。

 

クリスマスの25日は空気は冷たいけれど、快晴!

今年はサンティーナ叔母さん宅で大昼食会、車で移動中、プレゼントや家で作った

持ち寄り用の大きなお皿を車に積んでいる家族を沢山見かけました。

クリスマス当日ならではの光景です。

 

クリスマスは家族と過ごし、大晦日は友人や仲間と、又、恋人同士夕食を食べながら

カウントダウンを待つ、また、近くの温泉避暑地や山で過ごすとうのも、一つの風習です。

 

普段、会社でお仕事をしている人は1年に1度、年末の食事会という目的で

会社の同僚や上司と一緒にレストランへ出かけます。

普通、こちらの方は仕事の後は同僚と一緒に飲みに行くという習慣はありませんが、

この日は特別です。「飲み会」ではなく、れっきとした「食事会」です。

勿論、飲む量も半端ではありませんが、食事がメインの集まりです。

 

1月6日はエピファニアでこの日も祭日。

エピファニアとは、古代ギリシャ語で "神の出現" という意味の祭日で、

クリスマスバカンスの最終日にあたります。

12月25日に誕生したイエスキリストの誕生のお披露目の日となり、

昔々、誕生の知らせを受けた3博士(天文学者、聖職者、予言)が東方から訪れ、

お祝いにかけつけたことが起源とされています。

それぞれ、金、お香、ミッラーと呼ばれる植物を手に、

ほうき星が輝いているのを目指して東方からやって来たのです。

また、エピファニアが語源で、それが後に変換されて、

ベファーナと呼ばれるようになりました。

ベファーナはまた、"ほうきに乗ってやって来るお婆さん"の名称でもあり、

この日は、子供達にとっても楽しみな日。

この日迄の1年間、「いい子」でいた子供にはお菓子やキャラメルを、

また「お父さんやお母さんの言う事を聞かずにいい子でいなかった」子供には

炭のかけら、がプレゼントされると言われていて、

6日の朝、子供たちはそれを楽しみに起きるのです。

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まるで、サンタさんのお婆さんバージョンです。 

クリスマスの25日が過ぎたら、翌日からクリスマスのデコレーションや

ツリーがさっさと片付けられるという事はありません。

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1月6日までしっかりと飾られます。

ローマに住むビアンカちゃんが市内のデコレーションの様子を写真で知らせてくれました。

来年5月から開催されるミラノ博にちなんで、世界各国の国旗が色も鮮やかに

イルミネーションで彩られています。

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さて皆々様、今年もブログにお付き合いいただきまして、

本当に、どうもありがとうございました。

心から感謝いたします。

皆様が、ご健康で笑顔で新年を迎えられますよう、お祈りいたします。

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BUON NATALE E FELICE NUOVO ANNO!

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                No.101  クリスマスマーケット

 

Trentino Alto Adige州にあるBOLZANO(ボルツァーノ)は第二次世界大戦後の影響で、

街のあちこちでドイツ語が話され、道路標識も、はたまたレストランのメニューも

イタリア語とドイツ語両方での表記があるのは当たり前、イタリアなのにまるで

外国にいる独特な雰囲気の町です。

イタリアでありながら、独立した特別自治県、オーストリア国境に近い所なので、

チロル風な雑貨をたくさん目にします。

ここは毎年、11月の末からクリスマスマーケットが始まると、

全国からやって来る観光客であふれます。

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ローマ訛り、シチリア訛りのイタリア語があちこちから聞こえてきます。

今年で24回目を迎え、イタリアで一番大きいと言われる

クリスマスマーケットと言われるだけあって、電車でやって来る人、

車でやって来る人、四方を山々に囲まれた WALTHER広場はとても賑わいます。

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先ずの御目当ては特産のゴッツイ、プリップリのソーセージとザワークラウトが入った

大きいホットドッグ、セーナペ(からし)をたっぷりつけてもらって「いただきま~す」

噛む毎にソーセージの肉汁が溢れてきて、これはもうたまりません。

クリスマスマーケットを楽しむには、エネルギーも充分に補充しておかないと

後でエネルギーの電池切れしてしまいますから、要注意!

 

その後はやっぱりデザートとカフェでしょ?

デザートにはこの地方名物のストゥラウベンと言われるもの、小麦粉、牛乳、塩、バター、

卵、グラッパ酒が材料の形が面白い揚げ菓子、スグリのジャムと粉砂糖をかけてくれます。

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手でちぎって、バクッといただきます。

揚げ立てだからフワッフワ!

「わっ、随分大きね。残しちゃいそうだね。」なんてマッシモと言っていたのは大間違い。

5分もたたずに完食、美味しいものは危険なものでもあります(笑)。

見た目は地味だけれど美味しい、イタリアのお菓子の典型です。

 

24の窓は毎日日にちがめくられて、巨大アッヴェントカレンダーに華麗なる変貌を遂げ、

一見、普通のマーケティング会社の建物は、町の風物詩になりました。

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夕方近くなると、ツリーや屋台の灯りがともり始めて、キャンドルの灯が揺らめき、

それがまるで体の芯までヌクヌク温めてくれ、まるで、心も体も不思議な魔法にかけられたよう。

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豪華なイルミネーションではなく、ヌクヌクホッコリやんわりという表現がピッタリの光の演出です。

ボルツァーノドゥオーモの独特の緑色の屋根は、柔らかい光に照らされて、

メルカートの風景に溶け込み、一役買ってくれます。

屋台は、羊毛100%の室内履き、キャンドル、アロマ、チョコレート、スペックやハム、

エプロンや鍋つかみ、手袋、そしてクリスマスツリーに飾る吊るし型のデコレーション、、、と

各々専門のお店が軒を並べます。

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そうそう、忘れてならないヴィンブルレの屋台はどこも人だかり。

ここのはマグカップスタイル。

チロリアンなデザイン模様のカップは持ち帰りもできます。

アルコールも手伝って、寒さでこわばった頬っぺたはやわらいで、

あちらこちらから喚声や笑い声が聞こえてきます。

食の大国イタリアは、イベントやお祭りがあれば、バールや食の屋台は

どこも人だかり、ほ~んと、いつもそうです。

 

クリスマスマーケットは友人へのほんの気持ちのクリスマスプレゼントを選ぶにも絶好の場所。

例えそれが見つからなかったとしても、ぶ~らぶら歩くのも楽しいものです。

 

 

BUON NATALE!

素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

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                 リスマスのプレゼント交換

 

12月に入って、あちらこちらのレストランでは

グループの夕食会をよく目にするようになりました。

この時期、日本では忘年会の季節であるように、

イタリアではクリスマス夕食会が会社のグループで、講座のメンバーで、

また友人と、と開かれるのです。

一般家庭では、25日に大昼食会が開かれます。

家族や親戚が皆集まって、ワイワイと4、5時間続くのです。

レストランのメニューは別にして、家庭でのプリモには

トルテッリーニが定番のように登場します。

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トルテッリーニは卵を混ぜた薄~いパスタの生地に、

詰め物をした小さい小さいパスタの一種で、

ブロードに入れていただくのが一般的です。

昔々、お金持ちの食卓で余った肉類を捨てずに

他のメニューにリサイクルしたのが始まりで、

EMILIA ROMAGNA/エミリア ロマーニャ州が発祥の地とされています。

様々な食べ方がありますが、カッポーネや鶏類で取ったブロードで頂くのが

よりシンプルで、かつ美味しいです。

 

食卓に限らず、各々の家庭に、それぞれのクリスマスの伝統行事があります。

昔おじゃました家庭では、24日夜の教会のミサが終わったあと、

家族や親戚が集まって、パネットーネを切り分けて皆で頬ばり、

25日の午前0時を回ったところで「おめでとう!」と言って

皆で挨拶のハグやキスをし合い、その後は、プレゼント交換をしていました。

以前から欲しかった物、趣味に合ったもの、ジョーク混じりの物と様々、、、

プレゼントを開ける瞬間は誰でも楽しいもの!

我が家は毎年、マッシモのお父さん、お母さん宅で親戚も集まって

25日の大昼食会後にプレゼント交換をするのが伝統です。

プレゼント交換をした後は果物や、殻付きの胡桃やピーナッツを

パキパキと割って食べ、パンドーロやパネットーネをたっぷりとカットして

皆で食べ、そのあとは、カッフェー(エスプレッソコーヒー)となるのです。

(その後も小腹が空けば、また何かしら食べる、、、これも伝統!)

 

クリスマス前は色々忙しいけれども、それを是非楽しみましょう?

だって年に1度だけですもの。

プレゼント選びもその一つ!ラッピングの色を考えるのもまた楽し。

あの人のことを思いながら、ちょっとひとひねり。

 

ARGENTO/シルバー

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ヘミングウェイのように料理好きな男性は、きっとクールなシルバーを好むはず。

 

SARDEGNA BLU /サルデーニャブルー

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海が好きなあの人はきっとサルデーニャブルーが好きなはず。

 

GRIGIO/グレー

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シックなあの方へは渋いグレーを。

 

ROSSA/赤

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クリスマスにはやっぱり赤、サンタさんの帽子でラッピングしてちょっとお茶目に。

 

NERA/黒

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黒好きはやっぱり黒が好きなんです。

 

VIOLA/藤色

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コーディネート次第でポップにもエレガントにもなる藤色は楽しくラッピングして。

 

MARRONE/栗色

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スイーツが好きなあの方に美味しいチョコレートをちょっと添えて。

 

 

プレゼントの事を色々考え過ぎて疲れたら、カフェータイム!

さ、仕切り直し。

 

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