2015年4月アーカイブ

         るりこ~1.JPG

           No.114 イタリアントリコロールカラー

 

ホワイトアスパラガスは只今、旬の真盛り!

ホワイトソースをからめてクレープ包み、ラザニア、アンティパストに、、、と

色々料理の種類はあるけれど、やっぱりリゾットにして食べるのが我が家の定番!

いつもよりお米の量も多くしてと、、、。

ホワイトアスパラガスの季節になると、小さい頃、

母さんが畑から新鮮なグリーンアスパラガスを採ってきて、

茹でてマヨネーズをかけて食べたの、思い出すなあ~、

カットせずに、そのまま皿にドン!と山盛り(まるでイタリアマンマみたい?!)

あれこそ本当のご馳走!

そんな話をマッシモの友人にすると「えっ?!朝からアスパラ食べてたの?」と皆、目を丸くします。

そうよね~、イタリア人の多くの人はビスケットやトーストとジャム、

そしてカフェラッテというのが大抵の朝食のメニューですから、

驚くのも無理もありません。

 

さてと、日本のゴールデンウィーク、いよいよ始まりますね!

フットワークが軽く、気軽にひょいとお出かけするのが得意なイタリア人を見習って、

ゴールデンウィークは、まだ何処にも行く予定がない方には、

是非、ピクニックをお奨めしたいものです。

日頃のストレスで、体はきっと病んでいますよ~。

太陽と緑のシャワーを浴びて、カルシウム補給!!体を日干しして、

心身共に、リフレッシュしましょう!

 

ピクニックは、お昼用の準備があるから大変;;;等と尻込みせず、イタリア式で行きましょう。

No.114.jpg

大きなバスケットや篭に、ピクニックシート、ザリーナ/ZARINA、携帯ガスバーナー、

コーヒー豆に砂糖、カップ、お皿、カッティングボード、そうそう、カッティングボードをお忘れなく、

パンをカットするのは勿論、エスプレッソコーヒーを提供する時もこれが中々便利です。

ナイフ、紙ナフキン等前日に用意。当日は、目的地の途中にスーパーに寄って、

ランチ用の食料を調達するのです。

バゲットにハム、チーズ、ピクルスや酢漬けの野菜、そして果物やデザートと。

アウトドアでは美味しい空気、それが何よりのご馳走になるので、

シンプルメニューで充分なのです。

目的地に着いたらバゲットパンをサクッとカットして、買ったハムやチーズをササッとはさんでパクッ。

ワインもあればそれこそイタリア流。

お腹もいっぱいになって眠くなったらお昼寝。

起きて小腹が空いたら果物やデザートを食べて、そしてコポコポとザリーナで沸かした

エスプレッソコーヒーを飲んで、またおしゃべりしてゆっくりまったりと過ごすのです。

これも「イタリア流」。

 

5月1日(金)は、イタリアでもメーデー、祭日にあたります。

そしてこの日には、ミラノ博がいよいよ開幕します。

その日のセレモニーには、イタリアアクロバット飛行部隊が、あの華麗なショーを繰広げ、

開幕に色を添える予定だとか。

私達も、5年前にトリエステに見に行ったことがありますが、これが中々感動物です!

緑、白、赤とイタリア国旗のトリコロールカラーが、飛行機雲で描かれるのです。

鳥肌ものです。

「開幕」という言葉には不思議な力があって、それを聞いただけでも何だかワクワクしてきます。

その感動、皆でわかち合いましょう!

女の子の甘い可愛い声のナレーションで始まる、イタリアアクロバット飛行部隊のオフィシャルビデオはこちら:

https://www.youtube.com/watch?v=_uxxrYtvkgI

 

皆さま、どうぞいい休日をお過ごし下さい。

私は仕事があるから、という方は、ちょっと一服=コーヒータイムを忘れずに、

そしてお昼ご飯を食べる時には、ちょっと空を見上げて深呼吸してみて下さい。

 

 ZARINAロゴ.jpg

 

 

          るりこ~1.JPG

           No.113 ヴェネツィアの大切な食文化

 

林檎やさくらんぼの花が満開です。

3日(金)に撒いたイタリアンパセリの種、今朝プランターを見たら、

小さい芽が黄緑色の点々になって出ていました!

あ~何て幸せなんでしょう。

凄いな~、自然の力って。

ミラノ博開催まで約2週間足らず、コマーシャルも頻繁にテレビで流れています。

日本はもうすぐゴールデンウィークですね。

旅行に出かける人、キャンプに出かける人、様々かと思いますが、

水の都と言われるヴェネツィアは、世界から訪れる観光客のみならず、

やっぱりイタリア人にとっても憧れの土地、何度行ってもその度に発見がある歴史ある街、

No1131.jpg

今回は特にバッカリという食文化についてご案内します。

 

バッカリは、ヴェネツィアで生まれた、個性豊かな飲食店の一つとでも言いましょうか、

店内はだいたい決まって狭く、カウンターがあって椅子は少な目、

必ずガラスのショーケースがあってそこには色々な種類のチケーティが並んでいて、

入ってすぐにお客さんの食欲を倍増します。

No1132.jpg 

チケーティは一口サイズの一品料理/ツマミ、その種類や数もお店によって様々、

鰯のマリネ(ヴェネツィアの郷土料理) 、モッツアレッラチーズのフライ、

ライスコロッケ、バッカラー(干鱈をコトコト煮た料理)、小さいイカのグリーンソース和え、

きのこのパテのブルスケッタ、カルチョーフィーのフライ、まだまだあります。

No1133.jpg No1134.jpg

あ~これ書きながら思い出して、また行きたくなってきます(笑)。

好きなものを選んで、プロセッコやグラスワインを頼みます。

No1135.jpg

立って飲み食いするのが流儀。

凝った料理が出てくるのは、稀なこと。

 

細い路地を入って行くと、まるでタイムスリップしたような店構えが、私たちを待っています。

観光客で有名になったバッカリもありますが、地元の人しか知らないような所もまだまだ沢山あります。

バッカリの名前はワインの守り神の、バッカロに由来するとも言われていて、

又、昔々、ヴェネツィアのサンマルコ広場に来ていたワイン行商人の事をバッカリと呼んでいたとか。

更には、"お祭り騒ぎをする"、という意味のヴェネツィアの方言に由来するという説も。

ヴェネツィアのサンマルコ広場でワインを売っていた行商人、広場にそびえ立つ

鐘突き塔の陰をうまく利用して、売り物のワインを直射日光から避けていたそう。

No1136.jpg

これが理由で、そこで売られていたグラスワインのことをオンブラと呼んでいたそうな。

確かにね、影/陰という意味、イタリア語ではオンブラと言います。

バッカリの店頭にも、グラスワインの事を意味するオンブラ/ombraという文字が、

メニューにのっています。

 

店内はそれぞれのお店毎に個性があって、それを見るのもまた楽し。

水の街ならでは、小舟が直接入って来られる所があったり、

古い貯蔵用のワイン瓶が置いてあったり、何ともいい雰囲気を醸し出しています。

No1137.jpg No1138.jpg

No1139.jpg

地元の人は、ちょちょっとツマんで一杯プロセッコやワインをキュっと飲んで、

それが食前酒だったり、軽いランチにしたりするそう。

私達、観光客ですからね、1杯と一口だけで終わらせるなんて、もったいない!

これを4、5件はしごしましょう!

ヴェネツィアは脚力を要する町ですから、店構えが素敵だったり、

貴方の第六感にピピンと来る次のバッカリの店が見つかる頃には、

また酔いもさめて、小腹も空いている、これ、保証します。

 

ZARINAロゴ.jpg

            るりこ~1.JPG

               No.112  VESPA / ヴェスパ

 

パスクワ前の最終金曜日に種を撒けば、いい収獲が出来るという言い伝えがあるので、

我が家も50cm×90cmの"畑"に、イタリアンパセリの種を撒きました。

「まるでパセリみたいに、あの人はどこにでも現れる」という例えがあります。

それだけイタリアンパセリは、頻繁に使われて、どんな料理とも相性が良く、

多々に渡って重宝されるハーブです。

縮れたあのタイプとは違って、イタリアンパセリは、葉が大きく、丈も長目。

いいダシが出るので、リゾットに使う野菜のブロード、グリーンソース、

フライ用の衣にみじん切りにしてそれを加えたり、と何かと重宝する、

まるで日本の万能ねぎのような大活躍選手。

今年は、プランターからチョキンと切ってすぐ使えるように、育ってくれるといいな。

 

4月に入って肌寒かったりもしますが、先日はヴェスパクラブの今年の初乗りに、

マッシモと出かけてきました。(我が家のバイクは、ヴェスパではありませんが、、、。)

No.112 1.jpg 

皆、ツーリングも楽しみますが、何よりその後のほうがお楽しみなのです。

小高い丘の上にあるワイン醸造所での軽い食事会、といっても、随分豪勢です。

No.112 5.jpg

ザックリ大き目にカットされたチーズやサラミ、トラメッズィーノ/サンドイッチ、

バッカラーのクロスティーニ、鯵の唐揚げ、締めはリガトーニのトマトソース、

プロセッコを何杯もいただいてこれでたったの5ユーロですから、

やっぱりイタリアは食に関してはとても太っ腹、だから皆のお腹も太、、(あっ、失礼)。

木々の上ではりすが走っています。

No.112 4.jpg

 

ヴェスパに乗れば皆、仲間!

初乗りのグループの中には、マッシモの同級生のお父さんとかいたり、

もうすぐスクーターの免許証が取れる少年は、お父さんの後部座席だったり、

とにかく年齢も職業も様々、これがこのクラブのいいところ。

No112. 3.jpg

蛍光オレンジのチョッキを着た人は我々より先に走って、交差点の所で待機して、

他の道路を一時閉鎖して、私達が通行出来る様に誘導してくれます。

No.112 2.jpg

通行車両のドライバーは、「ヴェスパの大群がお通りじゃ、しゃあないな」という感じで

74台ものヴェスパの大群が通るのをじっと我慢して、道を譲ってくれます。

自転車や他のバイクでツーリングする人達も、すれ違うたびに手を振る光景は、

とてもイタリアらしい。

 

誰でも簡単に操作が出来るスクーターを作りたい一心で、その当時の一般大衆のハートを

とらえた人は、航空学の技術師であった、コッラディーノダスカーニオ氏。

ヴェスパは、この偉大なる氏の設計によって、1946年4月23日にこの世に初めて御目見えしました。

元々はヘリコプターの原型を作った人物で、ピサの斜塔で有名なあの町に生まれたそうです。

ヴェスパを販売する会社、ピアッジョの当時の社長エンリーコ氏がそのスクーターの本体を見た時に

「まるで、すずめばちの様だ!」と言ったことから、イタリア語でそれを意味するヴェスパと名付けられたそう。

当初のモデルには、駐車する時に使用するスタンドはついていなくて、

ヴェスパを地面に倒して駐車していたんですって。

残念ながら、周囲の友人知人には当初のモデルを所持している人はいないので、

ネットから写真を拝借いたしました。

黄ばんだ写真が何ともいい感じです。

画像.jpg

 

 初期のヴェスパは大衆向け、約70年たった今でも愛され、大衆向けだったヴェスパは今では、

古い物/ヴィンテージ物ほど値打ちが上がって、新しいものより、値段も高かったりするそうです。

このヴェスパ中々のつわもの、1台目を所有した人はその病が悪化(?)し、2台目を購入したくなる、

それがそれのみに留まらず、ボロボロでエンジンが作動しないものも含めて、3台目を購入し、

それをガレージに放置し、休日にイジルというのがヴェスパマニアの典型だそう。

魅惑の蜂なのです。

確かにモーターファンのお宅におじゃますると、ガレージの壁には、

工具が小さいものから大きいものへと綺麗に壁にかけられて、それがまた、

美しいアートの様、そんな人が、周りにたくさんいます。

 

マッシモのお父さん、お母さんの青春時代は皆がヴェスパに憧れ、

女性は首にスカーフを巻いたり、スカートをはいていたり格好もとてもスタイリッシュ。

その時代は交通量はまだそれほど多くなく、ヘルメット着用は義務付けられなかったとか。

片道約300キロの道のりも「何てことないさ」、という勢いで楽しんでいたそうです。

125CCまでだと、普通免許取得の人でも運転出来るそうで、私もいつかは、

映画「ローマの休日」のオードリーヘブバーンの様に、とまた一つ夢を描くのであります。

 

 

 ZARINAロゴ.jpg