2015年8月アーカイブ

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                 No.124   歩く

 

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遥か遠い昔はここが海だったのか?と半信半疑で車で下界から徐々に登って行くと、

別名「青ざめた山」と呼ばれるように、時折白っぽくもあるゴツゴツした岩肌が

目の前に襲いかかってくるように、不気味な様相、しかしそれが朝日を浴びながら

山の開けた所まで上がっていくとそこはまるで別世界

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目指すは、2009年6月26日に世界遺産に登録されたDolomiti / ドロミーティの山々。

 

下界から眺めるととてつもなく高い山々だったのが、とても間近に見える程近い高さまで登ってきました。

ウォーキングは好きだし、途中までは車だったので、後は楽勝と思っていたら大間違い!

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下から見上げた時とは違って、以外と傾斜が急なのです。

飼い主をグイグイ引っ張って登って行く犬も沢山います。

牛達が牧草を食べている間もちょっと失礼させていただいて

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途中休み休み振り返って、サッソルンゴを見ては励ましながら辿り着いたのは、

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標高2440mに位置するその名も「アルプスヒュッテ」と呼ばれる山小屋。

イタリア語でRifugio/リフージョと言うのですが、面白いことに「心の支え」という意味もあるそうで、

確かにそこで飲んだビールは心身の支えとなるくらいに美味しかったのであります

(随分、都合の良い解釈の仕方です)。

自分で自分を褒めてあげたいくらいの達成感、と思っていたのも束の間、

3才ぐらいの女の子が手をひかれて一生懸命登ってきたのを見て、姿勢を正す思いでした。

小さい子供達も結構登っているんですよ、こっちがしっかりしなきゃと勇気づけられます。

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私達の更に高い所をカラフルなパラグライダーがすぅーっと飛んで行きます。

山小屋の外のテラスでは、長椅子に足を伸ばして日光浴をする人や、

ドロミーテイ全体の地図を見ながら、今歩いて来た道を確認し一望千里の眺めを楽しむ人、

皆思い思いにリラックスしています。

 

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自信がついた私達は、翌日Pordoi/ポルドイ山へ。

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軽やかに走って行くケーブルカーを横目で見ながら、

私達は歩いて遂に山小屋「フォルチェッラポルドイ/2848m」に到着!

山小屋の裏手にはまだ残雪があって、空気は冷たかったなぁ。

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たかだか1度や2度、トレッキングをしたくらいで大きな事は言えないけれど、

確かに偉大な自然が教えてくれることは沢山あります。

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牛の糞を見て、自然の中で育った牛肉を食べたり

牛乳が飲める事や、厳しい自然環境の中でも働く人々に感謝したり、

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絶壁にある戦争の爪痕の穴を見て、世界大戦時代に辛い思いをした人達が沢山いたんだろう、

今、この地球に生きている私達はなんて恵まれているんだろう、

だから小さなことでも自分に出来ることは頑張ろうとか。

 

ミラノ博には、ポルドイ山も位置するトレンティーノ地方のブースがあります。

ここにはとても急な木造りの特設の階段があって、ミニミニ登山を体験出来ます。

中々、トレンティーノらしさが出ています。

本当に勾配が急なので、少しの階段でも息があがります。

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こちらは、産地のものをパニーニにしたもの。

生ハムになるものをちょっと燻製にした香り高いスペックの薄切り、トローリ熔けたチーズ、

そしてこれを支えるのは脇役でも主役の座さえ射止める、

クミン入りのライ麦の色が浅黒い田舎風パン。

 

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           No.123    ○○へ行って来ました

 

「夫とシチリアに行って来たのよ~。」と読書が大好きなパオラさん、

本当はペラペラとページをめくって本を読む典型的スタイルがお好みなのだけれど、

数週間のバカンスへはiPadを持っていかれるそう、

「そうでないと、本だけですごい荷物になるのよ。」とそんなパオラさんから

シチリア名物、Martorana/マルトラーナをお土産にいただきました。

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果物、野菜、魚等の形をしたそれは、本物と見間違えるほど巧妙に作られているので、

見た目の面白さにも魅かれて、世界中から訪れる観光客にも喜ばれるそうです。

アーモンドの粉、砂糖が主な原料で、その昔修道院を創設した貴婦人の名前から、

マルトラーナと呼ばれるようになったとか。

とっても甘いお菓子です。

 

ドミンガちゃんファミリーは今年もサルデーニャ島へバカンスということで、

こちらはミルトのリキュール酒をお土産に。

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長靴の形をしたイタリア半島の西に位置する島、サルデーニャではコルクも特産物なので、

それを"御召しになられた"ボトルがその土地らしさを表しています。

ミルトはブルーベリーに似た果実、特に赤がかったものは希少価値も高く

それを原料にしたこのリキュール酒は、島の伝統的産物として公式に名をかかげています。

1800年代にはすでにポピュラーなリキュール酒として存在していたそう。

 

「スミレ色がかった黒っぽい色を好み、果実のギュっと凝縮した味わいを堪能したい方は

完成してから1~2ヵ月で飲むのがよろし」

「ほどよい甘さと少しトロッとした舌ざわりがいいわね、やっぱり!というご婦人には、

ボトリングしてから6~15ヵ月のものがよろし」とありまする。

 

ミルトのリキュール酒は普通は食後酒として楽しまれるのですが、

地元では食前酒として愛飲する人々も結構いるとか。

又、お菓子屋さんでは、一口サイズのチョコレートの中にこれを注入して、口でトローっと溶けて

ミルトのリキュール酒が口一杯に広がる贅沢な味わいのものもあるとのこと。

 

これをいただいて未だ訪れぬ地、サルデーニャに思いを馳せていたら

サルデーニャに住むクラウディアちゃんに会いたくなってきました。

同じ一つ屋根の下に暮らしていた頃、彼女の所には年に何度か実家から"大きな小包"が届いて、

その中には必ずミルトのリキュール酒が入っていたっけ、

彼女は正にサルデーニャの親善大使のように色々な産物を振る舞ってくれましたっけ。

その彼女から教えてもらったサルデーニャの方言、

「アイヨ~!(元気ぃ~?)」と笑顔が浮かんできます。

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***ミラノ博ミニ情報其の7

まだまだ暑い/熱いミラノ博。

会場のメインストリートとなるデクマーノは、こんな可愛い移動ジェラート屋さんが

チリンチリンと鳴らして通って行きます。

疲れたら冷たくて甘いアイスでホッと一息。

 

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              No. 122   贅沢エスプレッソコーヒーゼリー

 

「2015年夏、2000万人のイタリア人がバカンスへ出発しました!」と、

1日朝、テレビで報道していました。

国民の1/3の人がバカンスヘ???単純計算でも凄い数です。

ちょっとオーバーな数字を示したとしても、それにしてもすごい数値です。

やっぱり、本当かもしれません。

8月に入ってから外へ出るといつもとは違う空気感、

なんだかのんび~りしています。人もまばら。

夏はやっぱり、日中の暑さで疲れた体を癒すためにも、

夜はゆったり過ごすのもいいもので、テラスでのんびり夜空を眺めていたら、

「あっ?!謎の飛行物体???」夜遅く、我が家の真上を飛行していたのは、

今回の日本人宇宙飛行士、油井さんが乗っている宇宙ステーション。

初めは定かではありませんでしたが、もしかして?と思い、

通過経路を知ることができるサイトを見たら、確かにその時刻に

イタリア上空を通過していたのです。

http://www.esa.int/Our_Activities/Human_Spaceflight/International_Space_Station/Where_is_the_International_Space_Station

 

天体好きなマッシモの影響で、通過する宇宙ステーションを、

小さいながらも肉眼で見つけられるようになったのも、あり難い話、スローフードならぬ、スローライフ。

太陽電池パネルを広げて光を反射しながら飛行するので、

大きめの星がスーっと滑らかに流れてくような感じで、肉眼でも見ることが出来るのです。

「見上~げてごらん~夜のぉ、、、♪」という歴史に残る名曲がありましたけど、

ホント皆さん、夜空でも見上げて夏の夜を満喫してください。

 

そんな時はちょっとお口のお供が欲しくなるもの?

日本では御馴染みのコーヒーゼリー、実はイタリアでは余りお目にかけません。

夏の冷たいデザートと言えば、ジェラートが大人気でおいしいからでしょうか?

その真意は確かではありませんが、無性にそれが食べたくなって、作ってみました。

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シチリア生まれのグラニータも美味しいけれど、深みのあるエスプレッソコーヒーで作ったゼリーは、

材料がシンプルながらコクがあるんです。

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イタリア人のように、余り美味しいからといって生クリームのかけ過ぎにはご用心!

 

日本を訪れていたイタリアのレンツィ首相、ミラノ博では日本館が入場者に大人気とのことで、

その報告も兼ねて「いや~、感謝してますよ!」等と、

安倍首相にお礼の一言でもおっしゃったのでしょうか。

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日本訪問では何をお気に召されたのか、とても気になるところです。

レンツィ首相も、生まれて初めて日本でコーヒーゼリーを堪能なさったかもしれません。

 

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