2016年3月アーカイブ

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          No.145   オリーヴとシュロ

 

さくらんぼの花も太陽をいっぱい浴びて咲きました。

遠くの山々の白い雪、桃の花の濃いピンク色、たんぽぽの黄色、春は駈け足でやって来ます。

いつものコースとは違う場所でウォーキング、春先は嬉しい発見がたくさんあります。

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くねくねと曲がった道にたった1本咲いていたこの花、桜でしょうか?

初めて通った道なので果物の木なのかどうかわからず、でも近寄って匂いを嗅いだら

「あっ桜の香りだ!」何度も何度も嗅いでいたら通り過ぎて行く人は、

不思議そうに見ていきます。

不審人物と思われたのでしょうか?!

マッシモにもいつか日本の桜を見せてあげたいなぁ。

そして花見もね。

 

イタリア全国の学校は24日木曜日から30日火曜日まで、パスクワ(復活祭/イースター)のバカンスでお休み、

学校関係者以外のお仕事の人はいつも通りですが、パスクエッタと言って28日月曜日は祭日でお休みになります。

昨日出かけたら交通量が少なかったな、、、旅行好きのイタリア人は出国した人も多いようです。

日本語講座にやってくるフィリップさんは家族総出でパスクワの大掃除をしたそうです。

そう言えば、テレビでも司会者もパスクワの大掃除しなきゃと言ってました。

日本だと年末に大掃除しますが、こちらでは年末に大掃除するとは余り耳にせず

そのかわり、暖かくなってくるちょうどパスクワの時期に皆さんやるのです。

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町のお菓子屋さんのウインドーには、茹で卵と瓜二つのチョコレートが並びます。

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鶏型のオブジェ、カラフルで楽しい!

 

マッシモのお母さんはいつもパスクワの1週間前の日曜日に教会へ行って、

オリーヴの木の枝をもらってきて、私達にも分けてくれました。

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パスクワ前のいつもの慣習です。

教会ではパスクワの日の1週間前の日曜日、オリーヴの枝をたくさん用意しそれを礼拝に来る人達に配るのです。

地方によってはシュロの葉を編んだものを配るところもあるようです。

キリスト様はエルサレム入城の時、優雅で美しい馬ではなく、

慎ましく従順の象徴とされるロバに乗ってやって来ました。

そのロバがキリスト様を待ち受けていた多くの観衆に興奮して暴れ出し、

その時に周囲に立っていたオリーヴやシュロの木々の間を飛び回ったため、

キリスト様がお触れになられた縁起物だと、観衆が次々とその枝を切り落とし

背中のマントを取り外しそれを広げて自宅へ持ち帰ったことが、始まりだそうです。

 

3月27日日曜日が今年のパスクワ。

多くの人は家族や親戚が集まって一緒に大昼食を開くのが風習、

私達もいつものようにいつもの様にサンティーナ叔母さん宅におよばれ、

この日は腹八分目とはいきません。

Buona Pasqua!

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                         No.144      玉手箱のような、、、

 

 

インテリア、ファッション、料理、バイクや車、ペット、映画、アート、

建築等各業界の雑誌、えっとそれからクロスワードブック、CD、スクラッチクジ、

まだまだ他にも色々あります、ここはエディーコラ/EDICOLA。

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お客さんの大半は新聞を買い求めにやってくる人達ですが

そればかりでは無く、店を見渡すと面白いものが沢山あります。

エディーコラ = (日本の駅構内にあるキオスク) + (日本の本屋さん) - (飲食類)

こんな方程式が当てはまりそうな感じ、そしてそれをギュっとコンパクトにした建物の様相で、

宝物がぎっしり詰まった玉手箱のよう。

鉄道の駅のそばや主要バスターミナルの並び、教会の脇またチェントロと呼ばれる町の中心等など、

人が多く行き交う所にちょこんと位置します。

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いずれもそれほど大きくなく、ごっつい男性が店主だったりするとやけに小さく見えたりします。

近所のエディーコラのご主人は、お嫁さんと姪っ子さんと交替で「店」に立ちます。

ご主人によれば、このエディーコラは第一次世界大戦が始まる以前から存在していたそう、

「イタリアはコミュニケーションの国だからねえ、ここに皆が集まってきて、

たわいの無い会話をして冗談言い合って、一つの社交場みたいなもんだね、

また情報交換の場所にもなるんだよね。」と、ここにもイタリアらしい対面販売が

しっかりと根ざしています。

各雑誌や新聞等の業者が各々運んで来るのではなくて、

一括して全てを請け負う業者が毎朝やって来るそうです。

そのため、ここのご主人、朝5時には店にやって来て、その受取り業務をこなし、

それから店を開店するのだそう。

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お店の外にはこんな風に子供の興味をひくものが山ほど陳列されているので、

子供はマンマの手をグイグイ引っ張って近づこうとし、

マンマをそれを遠ざけるようになるべく遠周りして(笑)歩いて行きます。

これ、子供だけじゃなく、大人が見ても面白いものがたくさんありますよ。

事実、ガンダムをモチーフにした新しい商品を見ているのは

子供じゃなくこの漫画で育った若いお父さんがジッと見入っているではありませんか。

去年の夏はキティちゃんのサングラスと浮き輪セットとか売っていたなあ、

子供向けなんだけれども、大人が見てもワクワクするような商品が所狭しと陳列されているのです。

実は雑誌は本屋さんではほとんど見かけません。

このエディーコラで売っているのです。

面白いのは、「○○日発売の○○新聞には収納に便利な箱に入った料理本セットが

何と5ユーロでお求めいただけます。」何ていうのも。

外側に取り付けられたガラスの立体的なショーウインドーに

それぞれの分野毎の雑誌が所狭しと飾られます。

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今朝もテレビコマーシャルでは "○○は明日発売!

お近くのエディーコラでお求め下さい" というCMが流れていました。

 

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                  No.143  少しずつやってくる春

 

マリアさまの目と呼ばれるイタリアのツユクサ、

どんなに冬が寒かったとしてもそれを乗り越えて春に咲く、

これが水色の塊まりとなって見える景色は清らかな気持ちにしてくれます。

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ラッパ水仙も花を開きましたよ。

愛好家にはたまらない年代物のバイクを売っているお店の経営者は

「今年の冬は本当に寒かったからね~、うちは全くダメだったよ。

いい天気が続いてもう少しあったかくなってきたら皆、動き出すからね。」とのこと。

 

冬は降水量が非常に少なかったのですが、このところ雨降りが続きます。

雨が降ると残念ながら郵便配達屋さんはやって来きません。

小雨だとやっとこやって来る郵便屋さんもいますが、ほとんどはそうではありません。

逆にいい天気になると、みなこぞって動き出すのがイタリア流?!

と言っても大げさではないかもしれません。

ちょっと太陽が顔を出した数時間は我が家の前を歩いて通って行く人の数が増えます。

そうです、皆お日様を狙ってウォーキングへ出かけるのです。

先日日本のあるコラムで、

「お母さん達が運動会を見に行っても子供達は自分の母親を見分けることが出来ない。

日差しをカットするために皆、顔や腕、足を隠してしまうために、見分けがつかなくなるからだ。」

と書いてあるのを見ました。

確かに、紫外線は女性の大敵といいますが、こちらの女性(男性も)は

「毎日15分、顔と素手に太陽の光を直接浴びるのがいいんですって!

カルシウム補給にいいのよ~。」といいます。

カルシウム補給といえば、こちらではパルミジャーノチーズも良いと言われて

魚よりもこのチーズを食べるのを好まれます。

それとヨーグルトや牛乳!

多くの人は朝食にエスプレッソコーヒーと温めた牛乳を混ぜてカフェラッテとして飲みます。

(皆さ~ん、朝食をきちんととっていますか?)

日本で知られたあの粉チーズタイプです。

でもこちらでは卸したものが包状になって販売されているタイプではなく、塊で売っています。

チーズ専門店ではお客様が欲しい分だけ買い求めることが出来、

特に北イタリアではチーズやバターを使った料理が多いのです。

「日本人って何にでもマヨネーズかけるんでしょ?」等と聞かれたことがあります(笑)。

確かにそういう日本人もいますが、皆そうだとは限りませんよねっ。その逆もある訳です。

パスタ、リゾットそれに必ずといっていい程卸しチーズをかける人も結構います。

レストランやトラットリアへ行くと、テーブルにはカメリエーレさんが卸チーズを必ず運んできます。

 

さてと3月8日は女性の日!

大好きなおばあちゃん、いつも働きっぱなしのお母さん、愛する奥さま、大切な女友達、

それぞれに感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。

ホワホワっとして黄色いミモザがこのお祝いのシンボルの花です。

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食いしん坊さんにはこれなどいかがでしょうか。

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ミモザの花に見立てたプチケーキです。

スポンジケーキを使ってサイコロ状に小さくカットしてトッピングしました。

勿論、市販のものだっていいじゃありませんか。

カステラとか使ったりして。

素直に気持ちを表すのはとてもいいことです。

 

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