2016年6月アーカイブ

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         No.154 素敵な町で

 

一昨日、レミージョじいちゃんが空高く昇って星になりました。

17歳、いくさへ行きロシアで冷たい雪の上を紙製の靴で歩いた辛い話や

いつもカフェコレットを好んでそれを私にも教えてくれた青い目をしたレミージョじいちゃんは、

年をとってもいつも前向きな姿勢を崩さなかった。

遊びに行くといつも「オーオ、ジャッポーネ ジャッポーネ / 日本、日本」と肩をポンポンたたいて

「日本はいい国だ!誇りに思え!!」といつも励ましてくれてたな、、、。

こんなイタリアのじいちゃんに出会えて幸せです。

 

こちら北イタリアは、夏至を過ぎてから暑くなってきました。

マッシモのお父さんとお母さんの畑からズッキーニやキュウリが「産地直送」で次々と我が家に届けられます。

酢漬けの野菜は暑くなると米のサラダ等に入れたり重宝するので、早速ズッキーニもそうしました。

野菜が新鮮だから美味しくできます。

だんだん夏らしくなってくると家の周りの「音」にも変化が見られます。

ドッドッドッド、カラカラカラカラ、酪農家の人達が天気とにらめっこしながら

大型機械で草を刈ったりそれをまとめたり、ゴロゴロと聞こえるのは雷の音。

 

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今年の6月は天気がとても変わり易くて、バイクで遠出する機会も少ないのですが、

週末天気予報を頼りに先日 ROVERETO / ロヴェレートへ行ってきました、

別名トレンティーノ/TRENTINO ALTO ADIGEの「アテネ」とも呼ばれるこの町、中々素敵です。

 

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ヴェネツィアの街並みの雰囲気が色濃く残るロヴェレートのチェントロ、

古い型の日よけの形が美しく、また突如色あせた壁のフレスコ画が目に入ってきたり、

ちょっと疲れたらカフェして。

それから国際的なアートの美術館もあるし、アクティヴ派にはトレッキング、と

観光の町でありながらゆっくり散策するのにとてもいい町です。

地名: ROVERETO/ロヴェレートの語源はラテン語で、

その昔から豊富に茂っていたオークの木の一種を意味し、

ロヴェレート市の紋章に描かれています。

 

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一日中ずっと居たくなるような素敵な本屋さん、モーツァルトが初めてイタリアでコンサートを開いた建物、

そこには昔の面影を残す食料雑貨店があったりします。

新鮮な牛乳の味が濃いジェラート屋さん、そこではチーズを売っています。

いやジェラートも売っているチーズ屋さん???

ドロミーティを背景に牛がドアップの迫力満点でせまる写真が、

大きい口を開けてジェラートを食べている私達を観察しているようです。

 

どの路地に入ってもドキッとときめく風景があります。

戦争の爪痕が残る町ですが、ついつい長話をしてしまうくらい店主さんは皆気さくで明るいのが印象的です。

今度は一日天気が良い日にもっとじっくり回ってみようと思います。

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     No.153  大人だって海が好き!

 

 

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隣り同士なのに行き違いが多くて中々ゆっくりおしゃべりする時間が無く、

それでもやっとドミンガちゃんと久しぶりにコーヒーブレイクの時間が出来ました。

家の床素材の話からこの夏のバカンスの話まで、積もりにつもった話題はつきません。

この週末、ドミンガちゃんファミリーは海へお出かけ予定だそう。

実は先週、私達も数日間海へ行って来ました。

平日でしかもイタリアではまだ終業式前というのに、

子供連れの国外のファミリーの姿を多く見かけたので、

「この国の人達の夏休みはイタリアの子供達の3ヵ月より更に多いの?!」

と目を丸くしていたら、ドミンガちゃんとのお茶飲み話でその実状がわかりました。

ドイツやオーストリアなど他のヨーロッパの国々では終業式の後、

3ヵ月まとめてバカンスとするのではなく、それを分割するのだそう、

だからすでに5月にイタリアの海へバカンスにやってくるファミリーもいるんですって、なるほど!

「3ヵ月のバカンスの後、9月に新学期が始まっていつもの生活のリズムをつかむのに

1ヵ月かかるのよ~、他の国みたいにイタリアももっと賢くやればいいのに」

とは、9月から3年生になるケビン君のお母さんでもあるドミンガちゃん。

 

さてと私達が滞在したのはフリウリヴェネツィアジューリア州とヴェネト州の境にある

ビビオーネ/Bibioneは海のリゾート地、ホテル内の駐車場を見渡すと

ドイツ、オーストリア、ポーランド、クロアチアナンバー等々、

陸続きならではの光景が見られます。

 

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ホテルから歩いて1、2分のところにある砂浜には、

各々のホテル毎色の違うビーチパラソルとリクライニングシートが

水際のすぐ目の前にセットされていて、指定の番号のセットを使うことができます。

子供も走り回っていますが、日本と違うのは若い人に加えて

「大人」がたくさん日光浴をしているということ!

ちょっと度が過ぎるくらい日焼けしたマダムもいらっしゃいますが、

こちらでは日光浴はビタミンDを補給するのに "絶好な栄養素"と言われるので、

ここぞとばかりに日焼けを好む人が多いのです。

 

ビビオーネは今年のジーロディターリア(自転車レース)/Giro d'Italia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2

の12区到着地点になった町でもあります。

また、これまでにも数度、レーサーが通過している町だそうです。

イタリアでは生中継でこのレースをを見ることができるので、

先月の期間中それを見ていた夫のお父さんは

「おいルリコ、日本人選手で凄い奴がいるぞ~!結構いい走りをしてたぞ!!」

と言っていたのですぐその時ネットで検索したのですが情報を得られず、

こうしてこのブログを書いている今になってこの選手の存在が明らかになりました。

(もし最初からわかっていたら日の丸持って夫と応援に駆けつけてましたよ、絶対に!)

 山本元喜さんという青年です。

http://jaa01114.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-b1ff.html

ビビオーネの町中にはあちらこちらにジーロディターリアの名残が見られました。

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夕方6時頃になるとシャワーを浴びて着替えた人達がバールにやって来ます。

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そうアペリティーヴォ(食前酒)の時間です。

 

子供の頃、海水浴に行って夜は何してたかなんてちっとも覚えていないなあ

その点、こちらは夜11時くらいまで店は営業しているし

お土産屋さんはもちろん、水着やバスタオルから洋服、ワイン専門店、宝石の果てまで

ズラリと様々なお店が通り沿いに続いて建っているので、

夕食のあとは胃袋の "消化活動促進"のためにブラブラと歩くのです。

その途中にあるジェラート屋さんが誘惑するので、

消化活動が出来たのかどうかは余り自信がありません。

 

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玩具屋さんには数えきれないほどのフェラーリのミニチュアカーが

天井まで高く積み上げられてそれをじっくり見るのも中々楽しいのです。

玩具屋さんは子供だけのものでは無いんだぞ~!と言わんばかり。

 

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アーチストさんは似顔絵を描いてくれます。

 

砂浜にあるバール、夜になると素敵な灯りで昼間とはガラリと雰囲気を変えます。

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眠らない夜の海、、、。

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                                  No.152  子どもワクワク親はヒヤヒヤ

 

ヴァレンティーノ ロッシィが   この日曜日のバルセロナ戦で

華麗なる走りで優勝してくれたので、気持ち良い週明けとなりました!

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そわそわし出すイタリアの子ども達、気が少し重くなるイタリアのおばあちゃんとおじいちゃん達

この時期は毎年こんな感じです。

ほとんどの学校は6月8日あたりが終業式、

9月中旬に新学期が始まるまでの約3ヵ月間の長~い夏休みに入るのです。

勿論子ども達は嬉しくてワクワクして、

孫を預かるおばあちゃん、おじいちゃん達は毎日孫の顔を見られるので嬉しい半面、

それが毎日となると時には苦痛であるとも (苦笑)。

例外ももちろんありますが息子/娘夫婦はたいてい同じ町内や隣町に暮らしていることが多いので、

何かある毎におばあちゃん達に子どもを預けることが出来るというメリットがあります。

 

イタリアでも料理教室や各講座などが一般人向けに色々開催されますが、

私達の日本語講座も5月末に今年度の最終回を迎え、

最終日は2グループが一緒になって日本の家庭料理を作って食べました。

いつもの図書館にはもちろんキッチンは無いので、

初めてヴィッラ(昔の貴族のお屋敷)を借りて

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てんやわんやの大騒ぎ、

ずっと私のそばにいて一生懸命に説明を聞く人、

おしゃべりばかりしている人、

サッサカ手伝ってくれる人総勢18人の大所帯、

「終わり良ければ全て良し」でゴチャゴチャしていてもガヤガヤしていても、

最後は丸くおさまるイタリア流儀がここにもありました。

屋外で食事をするのが気持ちいいので庭にテーブルをセットしましたが

食べ終わった時は辺りはまっ暗、でもキャンドルの灯りがいい雰囲気を作ってくれました。

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一方小学校では終業式前は、日本の学芸会と似たようなものが開催されます

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この春先おじゃました風光明媚な山の上にあるこの小学校の先生からお招きをいただいて、

私も観賞に行ってまいりました。

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いつもは給食用の食堂として使われている部屋が舞台として準備され、

すでにお母さん、お父さん、兄弟他家族が詰めかけて場内は満席でした。

"地球"をメインテーマに各々の項目毎にパフォーマンや歌を披露してくれた子どもたち、

また前回おじゃました時の授業中、一緒に歌った日本の歌、「春が来た」を

今回は日本語とイタリア語で合唱してくれた全校生徒の皆の歌声に感動して胸が熱くなりました。

歌っている間バックスクリーンにはロレンツァ先生がセットしてくださった富士山や桜の花が流れて、

感慨もひとしお、皆とても素敵な贈り物をしてくれました。

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「地球は私達の生活に恵みを与えてくれる、私達はその門番人。

私達には地球を保護していく義務がある、

そうすれば地球は私達を優しく見守っていてくれる」

学芸会の最後を締めくくったスクリーンにはこんな大切なメッセージがつづられていました。

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