2017年4月アーカイブ

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       No.184 ピザーニさんのお庭拝見! 

 

あの角のご婦人のシャクヤクの蕾が一つ開きました。

毎日「観察」しないとあっという間に終わってしまうので、油断大敵です。

五風十雨(ごふうじゅうう)、五日に一度風が吹き、

十日に一度雨が降るような順調な天気のことをこう言うそうです。

雨というとどこかマイナスなイメージがありますが、

この季節私たちと共に生きる自然のためにも必要な 

"恵み" の雨です。穀物を育む雨を瑞雨(ずいう)と呼ぶそうで、

北イタリアの主食の代表の一つであるポレンタに欠かせないとうもろこしの苗も、

昨日の一日中降り続いた雨のおかげで順調に育っているようです。

バイカーにとっては雨は敵になってしまうのですが、

そんな雨の合間をぬってササッと出かける小さな旅もいいものです。 

 

ここはパドヴァのブレンタ川に沿うように建立された、

ヴェネト州内にあるヴィッラの中で最も美しいと言われているピザーニ家のヴィッラ、

現在では国立美術館となっています。

今回はせっかくの晴れ間が出たので、その建物ではなく

2008年に"国内で最も美しい公園"の栄光に輝いた、

同敷地内にある11万平方メートルもの広大なお庭の見学です。 

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見学という言葉は実はどうもしっくりこない、

何故ならリラックス出来る場であるからして、

「滞在」と言ったほうが正しいかもしれません。

このお庭/公園、実は建物が建てられる前に整備されたそうです。

由緒あるヴェネツィア貴族の血統であったピザーニ家所有でしたが、

現在はパドヴァというコムーネのものになりました。 

 

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前日の雨で花はだいぶ落ちていましたが、それにしても見事な藤回廊です。 

 

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池には蓮の花も咲き始めていて、そこは少しオリエンタルな香りがします。 

 

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澄みきった空気を胸いっぱいに吸いこみながらゆっくり園内を歩くと、

ちょうどいいタイミングでカフェの看板が目に入ってきます。

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その昔は馬小屋だった建物を改築したのだそう。

クリーム入りのクロワッサンとカップチーノでほっと一息。

太陽の光も少し温かくなって気分がほぐれます。

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御日様が少し高くなってきた所でラビリントに挑戦です。

緑豊かに生い茂った高い垣で仕切られた迷路のことです。

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これが中々一筋縄ではいかず、到着点である塔に近づいたぞと思いきや

そこは行き止りだったり、垣根が狭くなってまるで敵に追い込まれた気分。 

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とうとう私達も音をあげて、到着点である塔の上にいる見物人にヘルプを求めました。

ここはイタリア、何せコミュニケーションが活発な国ですから、

見知らぬ同士でも「どっちの方向へ行けばいいのぉ?」とか、

「違う!そっちじゃなくてもう一つ奥の道を選ぶのよ~。」とこんな具合。

迷路は11月から3月の間は入ることができませんから、要注意! 

 

"さらば独身貴族よ!"パーティーの準備もいよいよ大詰めです。

会費の一部を徴収するのに、

「○○○バールのカウンターで名前を言って24日まで、

必ず全員15ユーロずつ払うように!」と。

イタリアのバールはカフェ(エスプレッソコーヒー)を飲んだり

アペリティーヴォで集まるためのみならず!

こういう使い方もあるんだと、また新発見です。

結婚式の立会人である私ともう一人のマルちゃんが主催者になるのですが、

中々協力的な女子も何人かいて、当日はどう展開するのか恐ろしくもあり楽しみです。

作戦会議を開いたのもバールでした。

生活に密着したイタリアのバール、なくてはならない存在です。

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        No.183 兎と鳩 

 

イタリアの結婚式に出席する際、女性は靴を2足用意するのが鉄則です。

これ本当です!

勿論花嫁が当日の主役ですから立会人は控え目に、、、

しか~しここはイタリア、地味でもいけないのです。

お洋服屋さんの店員さんも、靴屋さんのオーナーも

「立会人をやるんです。」と言えば、

「じゃあ、これね!」とちょっと派手目だったり

「えっ?!」という色の靴を持ってきたり、  

"予定の斜め上"のものを薦めてきます。

とっても歩き難い高~いヒールの靴、慣らすために先週末から「練習」を始めました(苦笑)。

教会での挙式中は立ったり座ったりするのでまだいいのですが、

何せいつもは楽で歩き易い靴ばかり履いているものでいざと言う時大変困ってしまう訳です;;;

セレモニー用に高いヒールの靴、それが終わったら低いヒールに履き替える予定です。

午前11時からのセレモニーに始まって全て終了するのは夜中の12時間をまわるでしょうきっと。

締めはディスコ/ダンスタイムなのでそのためにもう一足の靴が必要なのです。

楽しむ時はしっかり楽しむそしてお洒落は決して忘れない、そんなイタリア女性を心から尊敬いたします。 

 

果物の花々は散って、今は新緑がグングン伸びて気持ちのいい季節になってきました。 

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ちょっと苦味があって全体的に柔らかい棘のような毛に包まれた日本の山菜の雰囲気を持つ、

ブルスカンドリという野生種の野菜です。

毎春、この野菜を八百屋さんで見ると日本の山菜が食べたくなって

まるでその味を思い出すかのようについつい手が伸びます。

我が家では細かく刻んでリゾットにします。 

 

今年は16日(日)がパスクワ、復活祭です。

コロンバは鳩の形をしたパスクワには欠かせない焼き菓子。

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平和の象徴である鳩をイタリア語でコロンバといい、

羽を広げたその形がこのお菓子に似ているからこの名前がついたとも。

職人さんが一つひとつ丁寧に作りあげたものから工業化されたものまで様々。

パスティッチェリアのショーウインドーには卵の形をしたチョコレートと一緒に並べられます。

小麦粉、バター、砂糖に卵が主な材料でビール酵母が加えられ

カリカリサクサクの砂糖と丸ごとアーモンドがトッピング、

これはクラシックなタイプで他にも粒状のチョコレートが入っているものや、

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こんなミニミニサイズのものもあります。

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春物のスカーフをまとったエレガントな女性のような出で立ちの卵型のチョコレート、

中にはサプライズが入っています。

兎は誕生のシンボルであるので、このチョコレートも毎年恒例の光景です。

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この「ご一行様」に見つめられるとどうしても一枚撮りたくなります。 

 

学校関係は12日頃から17日(月)までパスクワのバカンスで休校となります。

この休みを利用して旅行へ出かける家族もいれば、

16日のお昼に家族や親戚が集まって外食するグループまた、ホームパーティー組も。

我々は今年もサンティーナ叔母さん宅へおよばれです。

翌日17日(月)はルネディ アンジェロ又はパスクエッタと言って祭日にあたり、

企業はお休みになります。

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パスクエッタの日はピクニックへ!というのが伝統です。

自転車派も自家用車派もバスケットににパニーニやワイン

そしてカフェッティエーラとミニガスボンベを詰めて出かけます。 

爽やかな風をいっぱい吸ってリラックス!みなさんも、

この週末はピクニックへ行きませんか? 

Buona Pasqua!

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         No.182  蜂の大群、いざ出陣!! 

 

二人はめでたく入籍しました! 

6月の式まであと2ヵ月です。

少し風が冷たいもののさくらんぼの花が満開の四月のとある土曜日、

市役所への婚姻届を出す友人カップルの立会人として出かけて来ました。

教会で式を挙げる二人ですが、数週間前に教会での手続きを既に済ませ、

それを公表する教会の入口の掲示板に張り出されました。

それとは別に役所への届出も必要なのです。

挙式をあげる前、その後とカップルによって届出の時期は様々です。

また、5月に行う予定の「さらば独身貴族よ!」の準備は少しずつ進行しています。

企画側に立つのは何せ初めてのことなのですがここは一つ今までに無かった、

そして花嫁の事を思ってのオリジナルなものにしようと、

もう一人の立会人のマルちゃんと色々たくらんで、、、あっいや企てております。

ただの食事会、飲み会ではないのです。

日本で言う「女子会」にちょっといたずらがプラスされたものが一般的なこの企画、

乞うご期待! 

 

今年もヴェスパクラブの初走行会へ行ってきました。

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集合場所には司祭さまも来て下さって清めの水の儀式もしていただきました。

皆の安全な走行をお祈りします。

30台以上ものヴェスパ、まさに大群の蜂のようで

ビービーとクラクションを鳴らしながらいざ出発!

一般道から畑の中を通って小高い丘を上って行きます。

すれ違うチクリスタは風よけのマスクをしています。

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そこの村では国旗を掲げ厳かに何やら行事がとり行なわれていましたが、

皆 "蜂の大群"に気をとられていました。

1時間半程走って目的地はワイン醸造所!

そこで乾杯するのです。

何か変ですよね、いつもそう思います(笑)。

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ビッシリと美しく並べられたグラス、

そしてスティッツィキーニと呼ばれる種類も豊富な一口サイズのおつまみ各種。

ザク切りのパルミッジャーノチーズ、プロシュット、きのこのパイ、

アスコラーナと言うオリーヴの中に挽肉を詰めて揚げたもの、他にもまだまだあります。

次から次へと大皿が空になり、次から次へとまた新しい山盛りの料理が運ばれてきます。

お約束通り、最後はトマトソースのショートパスタ。これで決まりです。

時折顔を出すお日様の下、年に何度しか会わないメンバーでも話がはずみます。 

 

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丘の上に白くぼんやりとした塊に見えるのはさくらんぼの花です。

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近づくとこんなに見事に咲いています。 

 

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紅白饅頭ならぬ紅白ヴェスパ。

年代によってフォルムも変わります。

私は古いものの方が好き、お尻の辺りがいかにも蜂のようで中々セクシーなのですよ。 

 

せっかくの初走行日、天気がまずまずだったので、

そのままちょっと足を延ばしてジェラート屋さんへ。

ピスタッキオとアマレーナをコーンでいただきました。

バイクの季節到来です! 

バイカーの皆さん、安全運転で楽しみましょうね。

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