2017年7月アーカイブ

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                            No.193     1年ぶりです! 

 

ドロミーティ方面への1泊2日のツーリング旅行は、早いもので6年目です。

実は我が家にはまだヴェスパは無く"よそ者"のバイクで

いつも参加する度にちょっと肩身が狭い思いをして、 

"ヴ ェスパ欲しい症候群"にかられます。

規定では、一般的な自動車運転免許で125CCまでのスクーター類なら運転出来るので、

時間をかけてじっくりと、いつか私も欲しいなあ。

ツーリングに参加するメンバーはほぼ毎年同じなのですが、1年ぶりに会う人も多く、

「あらっ、ヴェスパはまだ?」

とジョーク混じりに声をかけて来たモニカさんご夫妻。

「娘がね、スクーターの免許取ってね。ヴェスパを買ってあげたのよ。」

さすが、ヴェスパ好きのご夫婦です。

次回こそは!

待っててねモニカさん。 

 

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 2009年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたドロミーティ/Dolomitiは

イタリアではその様相から '青白い山々'と呼ばれています。

トレンティーノ•アルト•アディジェ地方に入って来ると森林の緑色が益々濃くなってきて、

木工所も多く木製のモニュメントや斬新なデザインのバス停の前を通り過ぎて行きます。

ヘルメットを被っていても、すぅ~っと首の部分から風が入って来て木のいい匂いがしてきます。 

 

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プリモラーノ/primolanoの歴史的建造物の前も走って行きます。

困難な時代だった戦争がもう二度と起こらないようにと願いを込めて。

戦争の爪痕が残る建造物の前を通過することにも意味があります。

1800年代の終わりに完成した要塞です。 

 

標高が高くなるにつれ気温が低くなってくるので、こんな旗も翻っています。

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セリエA• プロサッカーチームの夏のキャンプ地として選ばれたようです。 

 

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山岳地方のゼラニウムは本当に綺麗に咲いています。

青い空と勇壮な岩肌の色そしてそこに真っ赤なゼラニウムが色を添えます。 

 

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山岳地方と言えば、やっぱり薪が積んである風景にはホッコリします。

何だか薪ストーヴのオーナーになった気分。 

 

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夏休み(注:イタリアは6月で学年を修了して、9月中旬頃から新学年がスタートします)中の子ども達は

7月末まではクラス単位でキャンプ合宿に行ったり、

最近はイギリスへサマースクールの参加などがあったりと、そんな訳で、

生い茂った森のすぐそばにはこのようにテントを張った光景があちこちに見えてきます。

子ども達が笑顔で手を振ってくれました。 

 

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ドローミティと一口で言ってもそれぞれの山に名称があって、

方向オンチな私にはこれが中々覚え難い。

給油で立ち寄ったガソリンスタンドには必ずと言っていいほどこのような地図があるので、

「フムフムなるほど。ここを通って来てこれからこっち方面へ走っていくのか。」

と少し予習。 

 

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恒例の "オープンレストラン"でパニーニを食べます。

毎回、参加するご夫婦が皆なから預けられた一泊用の荷物のリュック、

それにお昼用のパンやサラミをワゴンに積んで皆をサポートしてくださいます。感謝!言わずと知れず、ワインも冷やしたビールも。 

 

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あらっ、ロングヘアーの馬!!

なんだかセクシーだと思いませんか? 

 

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だいぶ上まで登って来ました。 

また休憩。

ドイツナンバーやイギリスナンバー、おっとオランダナンバーもあります。

ようこそイタリアへ!

宿泊先のホテルまでもうひとっ走り! 

 

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カプセル型のゴンドラは、なかなかスタイリッシュ。 

 

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ようやく宿に到着!

今回はVILLAという町にあるホテル。

窓からの山々の眺めもまずまずです。 

シャワーを浴びてさっぱりしたら皆で夕食。

普通なら夕食の後はカフェや食後酒を飲みに皆なで外出するのですが、

生憎の雨でしたので、ホテルのバールでまたお喋り。

ほぼ年に一度しか会うことのないクラブの皆な、

でもヴェスパと食べ物の話題で夜はあっと言う間に過ぎていったのでした。

(ホント、見事に話題はこればかり) 

 

今回の旅で心と胃袋にグッときたひと皿はこちら!

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田舎風ポレンタにトレント地方のチーズそしてポルチーニと茸のソテー。

決して洗煉された料理ではないけれど、「山だからこそ」の一品です。

あ~思い出すとまたお腹が空いてきます。

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          No.192 それぞれの夏

 

自転車のベルを "新調"したので、最近は自転車に乗りたい気持ちが高ぶってきます(いつまで持続するやら)。

私のはママチャリなんですけどね、篭が前と後ろについていて買い物には最適。

3年前に免許を取得してからはどうも怠慢になってしまって、

この間ちょっと距離のあるパン屋さんまでペダルを漕いだら、

それはもう太腿がパンパンに張って悲鳴をあげていましたよ。

夜中雷が鳴ってどしゃぶりになったその翌朝なんて自転車乗りにもってこいです。

空気が澄んでいて気持ちがいいの何のって。

休日の午前中の涼しいうちにサイクリングというのも中々です。

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夏のサイクリングの途中によく出くわすのがこちら、農作物に潅水する機械です。

これが結構水の出の勢いが良くて、こっちに攻めて来ます。

そのまま "シャワーを浴びて"もいいし、我慢の子で放水が別の方向へ向かうのをじっと待つか。

そこを通るとヒンヤリして気持ちいいの何のって。

木陰を見つけたらひと休み。

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太陽直下はさすがに暑いけれど、陰になっているところは風がソヨソヨと心地良いのです。 

 

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 夏は八百屋さん泣かせの畑がスオーチェリ(お姑とお舅)の所にあるので、

そこまでグングン漕いで採りたてのトマトや茄子、チコリやバジルの葉などをもらってきます。

ミニトマトをもぎならがらパクッと食べる、これ、最高の贅沢です。

栗原はるみさんのレシピ本がイタリア語でも販売されていて、

それに保存用のミニトマトのレシピが載っていたのを思い出して、

レシピを引っ張り出して試してみました。

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趣味を兼ねて畑をやったはいいが、あまりにも採れ過ぎてしまう茄子を

今度はどうしようかと悩むスオーチェリの助けっ人になりたいところです。 

 

八百屋さんと言えば最近はまっているメロンがこれ、黄色いメロンです。

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毛をはぎとったココナツを黄色に染めたような姿かたち。

メロンさんには申し訳ないけれど、見た目は決して美しくない、しかし見た目は悪いが味は抜群!

控え目な甘さが、暑い季節の渇いた喉を潤して元気を与えてくれます。

スーパーのレジ係の他カウンター業務、電話の応対といつもグルグル駆け回っているノエミちゃん、

いつも笑顔で応対してくれるお客様からの信頼も厚い、今日はちょうどその彼女がレジに入っていたので、

「ね、私これ好きなの。」と黄色いメロンを指さしたら彼女も好きだそうで、

おまけにイタリア人にしては珍しくキュウリが好きで

「このメロン、キュウリをほんのり甘くした味よね。」と。確かに!

早速家に帰って調べてみたら、やはりキュウリやズッキーニの仲間だそうで、

カリウムやビタミンAやCが豊富、その上意外なことにカルシウムやリンも含む

健康家族の強い味方であります。 

 

さてとイタリアの子どもたちは夏休み(6月初旬がその学年終了の時期)も半ばに入ったところ、

各企業の夏休みというと大体8月初旬から2~3週間、

よって、夏休みを自由にとることが出来るお父さんお母さんのところの子どもたちは、

6月に海へ1週間~10日間バカンス、

また、親が休みでなくても、おじいちゃんやおばあちゃんが海へ行くのであれば、

お孫ちゃんたちも一緒について行くというケースも結構あります。

バカンス用の別荘やアパートを持っていなくても、

1週間単位で朝と夜ご飯がついて宿泊出来るホテルが海水浴場一帯にごそっとあるので、

もう何ヵ月も前から予約しておくのです。

自分の子どもを海へバカンスに行く親に預けた夫婦は数日間、

「恋人気分」に戻っていつもは二人で行けないお洒落なレストランへ行ったり、

各地で行なわれるサマーフェスティバルへ行ったりと悠々楽しむ訳で、

お孫ちゃん達と普段一緒に遊べないおじいちゃんやおばあちゃん達は嬉しい限りだし、

お孫ちゃん達は口うるさい親がいないのでノビノビやりたい放題、

と皆に公平にしかもバランス良く幸せ気分が味わえるという具合です。 

 

ヴァカンス組を尻目に必死なのは、18歳になったイタリアの学生達、

皆こぞって運転免許を取りに自動車教習所に通います。

我が家の前の通りは割と静かで車の往来も少ないので、

教習所の路上運転にはもってこいのコースであります。

そんな訳で、「ただ今練習中」の看板をデカデカと掲げた教習所の車が

ノッソリノッソリとユーターンの練習をしています。

それを見るたび自分の免許のことを思いだしてニヤニヤ笑ってしまうのです。

「ほらっ、頑張れ!」と思わず叫んでしまいます。 

 

しっかり食べてしっかり休む。

水分補給を忘れずに、元気に夏を過ごしましょう。

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     No.191  回る風車のように物凄いスピードで 

 

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観光マップに夢中に見入って舗道に立ち止まっちゃあ、いけませんよ。

自転車、自転車、そしてまた自転車。長い髪をした綺麗なお姉さんは出勤途中でしょうか。

素敵なワンピースを着て力強くペダルを漕いでいます。

インテリ風のお兄さんは白いシャツがこれまたお似合いで、バッグとお揃いの靴で漕いでます。

そのスピードときたらこれが物凄いの。

「あっ、あそこにちょっと素敵な店がある!」なんて脇目もふらずに横断しちゃあいけません。

相手は自転車だからとなめてかかっちゃあなりません。

目が4つも5つも必要なくらい、周りによ~く注意して

アムステルダム市内をを歩かなければいけません。

出発する前ガイドブックで少し "学習"していたけれど、正に自転車王国!

人口数より自転車台数が多いとは納得です。

300メートル先まで聞こえそうなくらい鳴り響く自転車のベル、「チリチリ~ン」というより、

「ジリジリリ---!!」と相手をビックリさせてしまうくらい高い音を出すベル。

自転車専用道路がきちんと整備されているところに真の国の豊かさを感じます。 

 

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オランダ王国のシンボルカラーのTシャツを着たお兄さんは

威勢よく「オレンジジュース、絞りたてだよ~!冷たいお水もあるよ~!」と

自転車を走らせて売っています。  

 

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アムステルダム中央駅の北側の出口を出るとすぐ、

町がある向う岸にまで行くことができる中型のフェリーが往復します。

自転車ごと乗り込めるのです。

勿論我々観光客も利用出来ます。 

 

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小雨が降る町中で偶然見つけた停車中のこちら、インパクトありますね~。

これは何と呼ぶのでしょうか。

自転車?

自転車付き自動車?

その前日たまたま「走っている姿」に遭遇しました。

若者グループが一斉にペダルを漕いで走らせる正に移動バール、

手には地元産のあのグリーンボトルのビールを持ち、

飲みながらワイワイペダルを漕ぐのです。

若者グループではやっているパーティーのスタイルのようです。 

 

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「自転車でレストランの味をお届け」するデリバリー業者もよく町の中を走っています。

イタリアンピザに寿司、タイ料理にインドネシア料理、

提携しているレストランのメニューを選んで自宅やオフィスへ。

自転車と背中に背負ったバッグそして篭の色がカラフルで人目をひいて宣伝効果もバッチリです。 

 

さすが自転車の国ですから、青空マーケットでは自転車も売られています。

随分と大きいベルや後部席に取り付けるバッグ、素敵なのがたくさんあって欲しくなってしまいます。

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あれだけ皆物凄いスピードでペダルを漕ぐんだから、エネルギーの消費量も相当なもの。

そうとなれば体は糖分を欲しがるもので、とそこで "ある公式"がピッタリと当てはまる、

そうだ!アムステルダムの町の中でどこでも見かけるあのクッキーだ!

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日本語ではストロープワッフルと言うんだそうで、

焼き型のついたワッフルのようなクッキーを一口噛むと中から出てくるトロ~リとした

クリーミーで濃厚なキャラメルソースがこぼれ落ちちゃう、中々やみつきになるお味。

アムステルダムの住民は皆きっとこれを食べて元気を出しているんだろうと

勝手に想像してみる。 

 

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 フラッと立ち寄った可愛いカフェッテリアで歩き疲れた体を癒してくれたのは、

トマトのスープと小麦胚芽入りの美味しいパンとそして新鮮なバターのセット。

その締めくくりはやっぱりエスプレッソコーヒー(アレッ?何だかイタリア人みたいだ)。

デミタスカップの脇にちょこんと陣取っていたのが、ミニストロープワッフルでした。

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それにしても、

「広重の作品を愛していた画家ゴッホは、いったいどんな自転車を乗っていたんだろう」

と気になるのでした。

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