2017年10月アーカイブ

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           No.202 黄葉狩り 

 

久しぶりに'イタリアの母'宅へ夕飯をご馳走に。

食べることと旅行が好きな夫婦のおもてなしにはいつも期待感が高まります。

その日畑でとれた新鮮野菜はチーズ焼きに、アンティパストのピザの具やサラダに、

ヴァイオリンのような形をした南瓜はリゾットに、それから肉料理。

ワインもいい感じにまわってきて御喋りも弾みます。

この日は焼き栗まで登場しました。

いや~参りました!

これでもか!という具合に次から次へと美味しいものばかり。

幸せいっぱい腹いっぱい!しか~し、ここで終わりません。

エスプレッソコーヒーのあとはプーリア州土産だというサボテンのグラッパ酒。

これです、イタリアの魅力は!

好きな仲間と美味しいものを食べて飲んで御喋りする。

普通のことだけれど、とても大切なこと。 

 

よく食べた翌日は、歩きに行く。

これもイタリアならではの習慣です。

ですから、特別な祭日やお祝い事があった翌日は

「ウォーキングラッシュ」の光景が見られるんです。

歩く人が多い!

家族揃ってサイクリング派も。

お天気がいい日は歩く。

近頃めっきり大きくなった日本の家族、めいちゃんが歌う

"となりのトトロ"のオープニング曲"さんぽ"

「歩こう、あっるこお~、わたしはげんきぃ~」

が何度も頭の中で繰り返されます。

イタリアには紅葉狩りという習慣はありませんが、

普通の道路でも、ちょっと郊外の丘でも歩く人をよく見かけます。

秋はいいですねえ、色とりどり。

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緑色から黄色に移り変わった木々の葉は、黄色い色が目立つのでどちらかというと

「黄葉狩り」と言ったほうが正しいかもしれません。 

えっ?こんなところにワイン醸造所があったの?とかエノテーカも。 

 

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あっ柿の木! 

 

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養蜂箱だ!

点々にみえるのは蜂蜜を作る蜂。 

 

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12世紀に建てられたの小さな教会。

ちょうど修復中でした。

小さいけれど随分と立派です。 

 

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オリーヴの実ももうすぐ収獲を迎えます。 

 

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栗が落ちてる! 

 

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あっ!

馬の落し物か?! 

 

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これは何の実?

気になる気になる、、、。 

 

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葡萄の葉っぱの紅く染まったところが、

太陽に透かされて鮮やかさを増します。 

 

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柿も出回りました。

皆さんも秋を満喫しましょう。 

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             No.201 白か黒か 

 

朝はぼんやりと雲ったような空模様、午前7時はまだちょっとうす暗く、

8時になると朝らしくなってきて、お天気がいいと9時にはキラキラ太陽が朝露を照らします。

昨日なんて、日中は半袖でちょうどいいぐらいでした。 

'玉葱のように重ね着をする'まさにそれに相応しい今日この頃です。

この"玉葱ルック" は中々難しくて、私はいつも失敗続き。

ちょっと厚手のジャケットを着込んで出かけるとダーっと汗をかいたり、

ちょっと暑そうだとバレリーナシューズを履いて出かけ後で足元が寒くなったりと、

玉葱ルックにはまだまだ学習不足の私です。 

 

先日結婚式を挙げたマッシモの友人の妹さん。

またまたセレナータがあると言うので、ちょっくら顔を出してきました。

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流行は繰り返すとよくいいますが、セレナータも復活の兆しのもようで

皆口々に「こういうおめでたい事は何回あってもいいよね」と。

'二人の熱いショー'の後は、言うまでもなく皆にプロセッコが振る舞われました。

外のテーブルにお祝いで届けられた白い蘭の花やいっぱいの白いリボンで飾られたテーブル、

それらが益々お祝いムードを盛り上げます。

'プチイベント'ですが、始まったと思いきや、乾杯した後は1時間も経たずに皆解散。

そりゃそうですわなぁ、翌日には本番の結婚式を控えている訳ですから、

そんな遅くまでおじゃましていられません。  

 

花嫁はどんなドレスを身にまとうのか、そしてどんな美味しいご馳走が出てくるのか、

これがまたイタリアの結婚式の楽しみでもあるわけですが、

この季節はやっぱり食欲がいつもになく増してきます。

胸がドキドキするような、ワクワクするようなそれらが交差する、魅惑の、、、「トリュフ」です!

白トリュフは生で食し、黒は調理していただきます。

白トリュフが有名なのはピエモンテ州のランゲ、こちらのはピカ一だそうで、

続いてモンフェッラート、アレッサンドリーノそしてデッレ コッリーネデルポーこちらが三大産地。

他マルケ州でも収獲されるそう。

その一方黒トリュフと言うと最も高価で希少価値が高い、有名なのはウンブリア州、

特にノルチャ、スポレート、カシャ等。

トリュフは、樫や楢などのオーク類の大きな木の陰に潜んで「発見されるまで」静かに身を隠す。

10月から4月にかけて収獲され、中でも秋に収獲されるのは最も珍重されるのだそうです。

ピエモンテやウンブリア州まで足を延ばせない我々は、

ヴェネト州コムーネ ディ ヴィチェンツァの郊外にあるルミニャーノディロンガーレへ。

春にグリンピース祭へ出かけた所です。

その時に、10月にトリュフ祭があるとの情報をキャッチしていたので、

しっかりとカレンダーにチェックしておいた甲斐がありました。

高級食材の収獲祭だなんて、それだけで胸が踊ります。

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収獲祭は主催者によって趣向が違い、今回は支払いを終えたレシートにしるされた番号を待つ、

マッシモは順番待ちの役、私は席を取る。

隣のグループも料理を待っていた様子でそのグループのお父さんが運んできた

トレーに載った黒トリュフのリゾットの、もうたまらなくい~い匂いがプ~ンと漂ってきて、

うわーじゃなくて、「ぶわ~!」という表現がピッタリ、

黒トリュフの匂いがもう凄いの何のって、益々食欲がかきたてられ、

我慢も限界に達し、いや通り越して、にっちもさっちも行かない状態でした。

少し待っていると、マッシモが料理を運んで来ました。 

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リゾットの量も黒トリュフの量も大盛りで、これでたったの7ユーロ?!

お味もレストラン顔負け、いや~参りました。

これです、コレコレ!収獲祭の魅力は!太っ腹過ぎます!! 

それほど強くない赤ワインとの相性も宜しく、天にも昇る気持ちで美味しくいただきました。

リゾットの他にはタリオリーニ、トゼッラチーズの黒トリュフソースがけなどありました。 

 

さて食後は冷やかしタイム。

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直売所には人だかり、野次馬なのかお客さまなのか見分けもつかず、

どうやら予約受付のみのようでした。

決して洗わず、ささっと汚れを落とす程度、キッチンペーパーでそっと優しくるんで

密封出来る保存瓶に入れ、冷蔵庫の温度が余り低くない所で保存するのが大切だそう。 

残念ながら「ご本人様」とトリュフを拝見することが出来ませんでしたので、

このイベントのちらしを撮影させていただきました。

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見た目は本当にコワモテ風ですが、ふくよかな香りといい、

独特の味といい多くの人がひとめぼれするのは間違いありません。 

この村のシンボルでもある鐘突き塔はとても高くて、遠い県道からもよく見えます。

これを目印に皆やって来る訳です。

こちらのビデオで、上空からルミニャーノの村を一望できます: 

https://www.facebook.com/sagradeibisi/videos/vb.1422727151328315/1868231623444530/?type=2&theater 

こんな小さな村に、こんなにも美味しい食材が潜んでいて、

それを御披露目する収獲祭が年に二度もあって、

そしてそれを支えるボランティアの村人がいる。

これが本当の豊かさだとつくづくそう思います。 

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      No.200 あ~ヴェネツィア! 

 

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駐車場を出て'PEOPLE MOVER'に乗り、

終点の'PIAZZA LE  ROMA'を出るとゾロゾロ人だかり、

最近は豪華客船から降りたつ人も多いので、

'SANTIAGO CALATRAVA' が設計した橋'PONTE DELLA COSTRUZIONE' は

一気に人の山に変化を遂げる。

かと思いきや、一瞬その山は消え去って目の前に運河が広がってくる。

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「あ~、ヴェネツィア(=ベネチア/ベニスに やって来た」という実感が湧く瞬間だ。

ヴァレンシアからやって来たマッシモの友人。

彼にとってはもう3度目のヴェネツィア。

私には嬉しい彼からのリクエストだ。

「何度訪れても毎回新しい発見がある」それがヴェネツィアの魅力だ。

知人は "ヴェネツィアを究める講座" に数年前から通い、

時々ヴェネツィアを訪れては講座で教わったことを復習するそうだ。 

 

木製のボートが美しい。

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まだ、朝の太陽が水面に映ってキラキラ眩しい。

さあ、今回も歩くぞ!

前回は友人カップルと一緒に訪れたのだけれども、

その時友人は素敵なブーツを履いていた。

お洒落が大好きだから言うまでも無いのだけれど、

普段余り運動をしない彼女は予想通り途中でヘトヘトになって随分休憩したっけ、、、。

勿論タクシーもバスも通らない。

頼りになるのは自分の足のみ!

この町に仕事でやって来る人は大変だ。

歴史あるホテルも小さなホテルもシーツや枕カバーは業者に頼む。

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その業者は運搬用の車なんて使えない。

ギリギリの所まで、ボートか車でやって来て、あとは手押し車で運ぶのだ。

その業者は運搬用の車なんて使えない。

大きい声で叫ぶように

「すみませ~ん、ちょっと通りますよぉ~!!」と

足を止めることなく前へ前へと進んで行く。

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ちょっと疲れたらひと休み。

ここはヴェネツィア、バッカリを忘れちゃいけない。

プロセッコと鰯のヴェネツィア風マリネ(サルデインサオール)で元気をつける。

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高級なカメラを首からぶら下げて世界中から観光客がやって来る、

その観光客が歩くちょいと裏通りにはその町に住む住人の洗濯物が干してある。

両極端なこの光景がとても好きだ。  

"1600歳"にもなるこのヴェネツィア。

その昔、侵略者から逃れるにはもってこいの地形で、 

ヴェネト人が少しずつ建設していった魚の形をした街。

ヴェネト州内で薄く加工されたオーク類と松材の杭を舟で潟まで運び、

そして潟の底までぎっしりと杭を突き刺し、

その上に石材の板を何層にも重ね家づくりの土台としたそうだ。

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今回は友人の情報もあり、ちょっと高い所からヴェネツィアを見物してみた。

ん~いい眺めだ。

柿色や薄い茶色がかった瓦の屋根がまとまると絨毯のように見え、

そこから数えきれないほどの鐘塔が点在して見える。

そこに小さいけれど、随分と存在感のあるテラスが見えた。

「うわ~贅沢なテラスだ。」

ヴェネツィアのど真ん中!

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トラットリアに辿り着いた時はもう、午後2時半を回っていた。

随分とお腹が空いたはずだ。

小さな帽子という名前のパスタ(CAPPELLETTO)、

中には鱸がぎっしり入っていて、

上にはスカンピのソースがたっぷり。

いつもならそれで十分のはずだけれど、その日はその2倍の量が食べたいくらい空腹だった。

ワインも回って4人共にい~い気持ち。

近くには小学校があり、授業を終えた子ども達が元気にテーブルの隣を駆けて行った。

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