イタリア便り ~ No.208 ちょいと小話 クリスマス前とその後 ~

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         No.208 ちょいと小話 クリスマス前とその後

 

その1

クリスマス翌日、あるお宅の前を通った時、玄関からお父さんと出てきた子どもは、

手にリモコンを持って、まだぎこちなく、模型の小型4輪駆動車を操作していました。

どうやら昨晩、サンタさんがプレゼントしてくれたようです。

近頃はイタリアでも日曜祭日営業のスーパーマーケットが増えてきましたが、

さすがにクリスマスの25日とサントステーファノの26日は休業日でした。

やはりイタリア人にとって、クリスマスは一年で一番大切な行事なのです。

24日の朝、買い忘れたものや休暇中、ワイン不足に困らないように(?)

買いものへ出掛けたのですが、魚売場は特に人だかりでした。

イタリアでは、クリスマスイヴの日は肉を食べず、

魚や魚介類を食べる習慣があるためです。

クリスマスに近い週末の土曜日でもなく、

12月25日当日に、クリスマスのお祝いを昼食会でするのがイタリア流。

それは家族や親戚が集まって食べて飲んで御喋りして、

そしてプレゼント交換するという極シンプルなスタイルはいつの時代も変わりません。

レストランで会食するファミリーもいるようですが、多くは本来の形で。

 

その2

ちょっと用事があって、前回日本文化教室の授業でおじゃました小学校へ行ってきました。

クリスマスの2日前、しかもクリスマスバカンス前の終業式の日だけあって

教室の中は幸せムードそして子ども達の熱気とが合わさって、

物凄くエネルギッシュでした。

会話の後の質問コーナーではある生徒が、私にこんな質問をしてきました。

「ルリコハ、サンタサンニ、プレゼントヲ オネガイスル、オテガミカキマシタカ?」と。

私、「ソウネエ、コンバン、カクツモリヨ。

"イタリアゴガ、モット、ジョウズニ、ナリマスヨウニ"ト、カクワ。」

と言ったらすかさず、

「ジャアボクタチガ、ルリコヲ、テツダッテアゲルヨ!!」

ですって!

もう感動で目頭が熱くなってしまいましたよ、ホントに。

ここは、思っていることをその2倍以上も膨らませて表現するのが得意な人が多い国ですが、

そんな事をわかっていてもやっぱり可愛い子ども達がそんな風に言ってくれるのは、

とても嬉しいものです。

 

その3

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25日のクリスマスの昼食会には、プリモピアット前の

ちょっと軽いおつまみ用に、3種類作って持参しました。

そのうちの一つは簡単で誰でも出来るのでお奨めです。

モルタデッラ(なければハムを)をダイス状にカットして、

他に大きなオリーヴとプチトマトを準備し

モルタデッラ→オリーヴ→プチトマト→モルタデッラの順に串に刺して出来あがり!

見た目もパーティー向きでプロセッコに良く合うのですよ!

串に刺すこの順番を守って下さいね。

モルタデッラは塩気が大夫強いので、

それを食べた直後ははプロセッコをグイっと飲むわけです。

そしてプチトマトでお口を爽やかにした後で今度はオリーヴをパクリと。

ここでまたプロセッコをキリッといきましたら最後のモルタデッラを。

勿論、ビールでもワインでも!

日本ですと、お正月には人が集まりますからね、ちょちょいと出来ていいですよ。

お試しください。

 

その4

今年のクリスマスは月曜日でしたから、いつもなら日曜日と月曜日が連休の美容院は、

今年はちょっと違ったようです。

行きつけの美容院のオーナー、ラウラさんは

「イツモナラ、ニチヨウビハ、キュウギョウナンダケド、

コンカイハクリスマスノ25ニチがゲツヨウビダカラ、

24ッカ(ニチヨウビ)ノゴゼンチュウダケ、アケルノヨ」と。

そうでしたそうでした!

何かにつけては美容院へ行って、更に女を磨くイタリア女性!

クリスマスとくれば尚更のこと、より一層美しくなくてはいけませんから、

シャンプー&ブローのお客の予約でいっぱいのようでしたよ。

 

その5

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日本ですと、商店街や街の中は、クリスマスの翌日は一斉に

クリスマスのものが視界から消え去り、お正月の準備が始まりますが、

イタリアはそうではありません。

25日はクリスマスでイタリアは祭日、今日26日はサントステーファノで祭日、

これから1月6日のベファーナまでまったりとした時間が過ぎて行きます。

学校関係や一般企業は、12月23日土曜日から1月6日のベファーナまでクリスマスバカンスです。

今回1月7日は日曜日ですからそれプラス1日となるわけです。

 

そして最後

ついさっきまで、6月に結婚した例の友人夫婦におじゃましてきたところです。

そこでもね、プロセッコとパネットーネをご馳走になってきましたよ。

こんなパターンが1月6日までずっと続くのですから、たまりません(笑)。

日本の年始回りと似ていますね。

それが、もっと気軽なスタイルとなって、友人宅を訪問する機会が増えるわけです。

我が家の玄関には、伯父さん夫婦にいただいた、

イタリア語で「クリスマスの星」という意味のポインセチアを飾りました。

本格的な冬がやって来ます。

 

今年もつたないブログを読んで下さった皆さまに、心より感謝いたします。

皆さまと皆さまの大切な方、ご家族のがご健康で幸せで

新しい年を迎えられますよう、お祈りいたします。

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このページは、adminが2017年12月27日 11:01に書いたブログ記事です。

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