イタリア便り ~ No.210 古本とポルティコ ~

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           No.210 古本とポルティコ

1月の北イタリアの朝の天気予報は、霧のマークの日が続きます。

新作映画のプロモーションで女優のメリルストリープさんと一緒に、

イタリアを訪れていた俳優のトムハンクスさんは、一昨日のテレビ番組で、

「ミラノは辺り中霧ばっかりだね。」などとぼやいていました。

ミラノは勿論、北イタリアの冬は確かに霧の日が多い!

いやいや、美味しいワインのためのおいしい葡萄作りには、

この霧も欠かせない要素の一つだそうですから、

お天気さんには余り文句も言えないところです。

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さて、以前に何度か電車では通過したのみで、

一度はゆっくりと町歩きをしてみたかったボローニャ / Bolognaに行って来ました。

エミリアロマーニャ州の州都で、人口は約39万人、イタリア国内では7番目に大きい都市。

ボローニャには歴史ある有数の大学があるため、「学生の町」とも言われています。

1041年に設立された、ヨーロッパで一番古いと言われる、有名なボローニャ大学があります。

ボローニャは "本の町"とも言われるだけあって、

街の中を歩くと至る所に古本屋さんがあり、そこに住む人達は足を止めて、

「フフン、これは前に読んだっけ?」等と品定めをしている様子。

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紀元前1000年にこの町が生まれたそうですが、

町の中心街だけでも、38キロメートルに渡ってポルティコが延々と続いています。

まさに "ポルティコの町"というまた別の名がつけられています。

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写真のようにひしめき合う建物を正面から見るとアーチ状になっていて、

その丁度下に立って上を見上げると、天井がフラットではなくて、

円を描くようにやわらかい線状のデザインになっています。

それがずうっと町中に続いているのですから、

歩くだけでも何世紀も前の貴婦人にでもなったかの錯覚をおこしてしまいそうです

(でも、もう少しエレガントに歩かないとね)。

ボローニャへ来たら必ず訪れるべき、マッジョーレ広場 / Piazza Maggiore、

そしてそこに堂々とそびえ建つパラッツォダックールズィオ/ Palazzo D'Accursio。

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この広場にはたくさんのバールが取り囲んでいるので、是非カッフェするのをお奨めしますよ。

昼間からビールでもいいし、グラス一杯のプロセッコでも。

疲れていたら、エスプレッソと甘いものでも。

そこでエネルギー補給をした後は、旧市街を一望出来る、いや、正くはグルリと見渡せば

視界の270度位、眺望を楽しむことが出来る「展望台」に向かいましょう。

Basilica di S.Petronioの裏側にあります。

大阪の梅田にあるロマンティックなあれを想像しないでくださいね。

"迫力満点な"エレベーターに乗って、とにかく、上まで着きますから、ご心配無く。

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写真の中央、右よりに見える二つの塔、こちらが中でも有名なものです。

一つがもう一つに寄りかかるように傾斜しています。

ガリセンダとアズィネッラ塔 / Garisenda & Asinelliです。

上から眺めた後は是非、徒歩でその下まで散策し、これらの塔を下から見上げてください。

迫力ありますよ!

1200年代から1300年代にかけて、旧市街には約100にも上る塔が

建築されたと言うのですから、これは驚きです。

ここでもう一つ注意したいのは、奥に見える白い4つの建築物は、

日本の建築家故丹下健三氏が設計したものだそうです。

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ボローニャは、また、ハム(プロシュット)やサラミ類が有名で、

これらを具とした詰め物のパスタ、トルテッリーニの店が点在しています。

ピカピカに磨かれたウインドーの奥に綺麗に並べられたそれは、

まるで小さな宝石のようです。

勿論、世界中の人に愛されるボロネーゼソースはここが発祥の地。

マッシモはトルテッリーニを、私はタリアテッレのボロネーゼソースをいただきましたよ。

いや~、大き目の挽き肉がゴロゴロ入っていて濃い目に味付けされたソースが

よく手打ちパスタとからんでホッペが落ちそうでした。

勿論ワインはアンブルスコで。

これは赤ワインでちょっとシュワシュワしている甘味が特徴、

このシュワシュワ感がお口の中の脂肪分をスッキリと流してくれるそうです。

ま~この日もよく歩きました。また行きたいな、ボローニャ。

http://www.bolognawelcome.com/

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このページは、adminが2018年1月17日 11:45に書いたブログ記事です。

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