イタリア便り ~ No.212 イカすテーマパーク! ~

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        No.212 イカすテーマパーク!

 

68回を迎えるサンレモ音楽祭が6(火曜日)から始まって、

来週にはバレンタインデーも控えているし、

ヴェネツィアを始めイタリア各地ではカーニバルが開催されているし、

立春が過ぎて土の中でウズウズしている虫のように、

イタリア国民もウズウズ、ソワソワしています。

あそこの馬がいるお宅のいちじくの枝先には、蕾が芽を出していました。

「あっ、日本だと立春なんだな。」と古里を思い出したわけですが、

イタリアでは22日のことをこんな風に表現します:

「この日で冬はおしまい。でも当日、雨か風ならばまだまだ冬は終わらない」。

三寒四温を繰り返しながら春はやって来るわけですが、

似たような言い伝えや風習があるのは、とても興味深いところです。

いちじくと言えば、先日、ボローニャ郊外「FICO」へ行って来ました。

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ボローニャ中央駅前から無料シャトルバスが出ているので、便利です。

ゆっくりとしたペースでバスに揺られること15分、「FICO」に着きます。

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イタリア語で "イタリアの農家と生産者"の言葉から各々の頭文字を取って名付けたのだそう、

それを訳せばまさに 果物の"いちじく" であり、

また流行に敏感で"イカス/カッコイイ"という意味もあり、

命名にも創始者の心意気が感じられます。

まさに"農業と食のテーマパーク"。

きちんと造られた、イタリアの食を楽しめる由緒正しい広大な '施設'です。

10ヘクタールの広い敷地には、150社もの企業や団体が集結して

商品の販売のみにとどまらず、例えばビール会社であれば施設内にビール工場を併設したり、

モッツァレッラの会社であれば、その製造過程を間近かで見学することが可能だったり、

あのモルタデッラのタコ糸で縛る興味しんしんの作業も楽しめると言う訳です。

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ここは人の山!

大人も子どももガラス窓に鼻をピッタンコして、貼り付くように見学します。

こういうのは、見ていてあきないんですよね。

よくテレビ番組では、タコ紐で肉を縛るシーンが出てきますが、

いちいち紐を切らずに、最後までたった1本の紐でしばりあげるのは、

プロでも中々至難の業!

ですから、入場者の目は釘付けなのです。

 

他にも、1,000人も収容出来る会議室、

高級レストランから伝統料理を提供するレストラン、

気軽に楽しめるストリートフード、200頭の家畜、

ビーチバレーが出来るコートやスポーツカーランボルギーニのイメージ画像、

と想像を遥かに越えるスケールで、福袋の中にまた福袋が入っているような、

贅沢なお楽しみがギュっと詰まっています。

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爽やかなミントグリーンのビアンキの自転車は、誰でもレンタルできます。

木製の篭には買いたいものを入れて。

楽ちん楽ちん。

チリンチリーン。

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ビスケットの製造過程

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料理好きに嬉しい、食器や調理器具の店もあります。

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歩き疲れたら、バールで休憩したり、本屋さんに寄ったり。

ルンルンショッピングのお会計のレジを出ると

そこには郵便局PosteItalianeが "待ち構えて"います。

イタリア国内は勿論、海外への発送も勿論可能というわけ!

ほほう、中々やりますね!

ちゃあんと計算されているではありませんか。

確かにねぇ、場内をずっと歩いて見て回ったら、あの干したいちじくとか、

料理のレシピ本とか、一度は飲んでみたいあのワインとか

買い物篭がいっぱいになってしまいますから。

ショッピングの後は、荷物を預けてもう一周りしたくなりますよ、きっと。

一度、創始者のインタビューとかしてみたいですね~。

どんな風にこのアイディアが生まれたのか、どう苦労したのか、

想像しただけで心が踊ります。

 

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このページは、adminが2018年2月 7日 14:39に書いたブログ記事です。

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