イタリアからのレシピの最近のブログ記事

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       No.189 赤いバラそして結婚式前日の夜 

 

「ライスシャワー用のバスケットどうする?」

「結婚指輪を持ってくれる姪っ子ちゃんの頭に載せる花環は注文してあるよね?!」

「ねえ、さらば独身貴族よ!パーティーの時にやったみたいに

花嫁が乗る車の後ろにカラカラカラ~ンって缶カラ付けたらどう?」

おいおい、結婚式は明日だよ~!

まだやることあるんだから、それは無理!結婚式の立会人と言えど、

やることが山盛りあって、自分の結婚式の時よりもっと忙しい思いをした。 

 

何かある毎に痛感するのが、直前になって慌てるイタリア人、

これまで何度もこういう場面に直面して来た。

とは言っても結末は何とか丸く収まるのだから

これもまた学ぶべきことだ(逆にこっちがおそわってしまう)。

郷に入れば郷に従え、私も慌てちゃあいけない。

車の後ろにつける缶カラよりももっと実行したいことがあった。

それは「セレナータ」!! 結婚式の前日、花婿が花嫁に内緒で彼女の家に押しかけて、

愛の唄を歌うサプライズでイタリア北部より南部地方で広く伝わる慣習だ。

初めてそれを見たのは数年前にカラーブリア州出身の友人の結婚式に参列した時。

それがとてもロマンチックで素敵だったので、いつかやってみたいなあと思っていた。 

 

とは言え、私が企画の話を "さらば独身貴族よ!パーティーグループ"に持ちかけたのは

「セレナータ」を決行すべき当日の午後3時(何だ私もギリギリになってやってるではないか;;;)。

花婿側の立会人に連絡したらちょうど翌日に結婚式を迎えた花婿も一緒に居合わせ、直談判。

「何を歌ったらいい?」

「1曲でいい?」

「えっ~最低3曲歌わなきゃだめだよ。」

グループの中にはミュージシャンもいてギター持参で来てくれるので、

こちらは準備万端。彼の奥さんもイベント好きだから、色々協力してくれて助かった~。 

花婿と彼側の立会人の了解も得て確認を取ったところで、グループにメッセージを発信した。

「本日セレナータを実施。21時にドコソコの○○Barに集合!」

私とマルちゃんは花嫁側のグループだから、花婿側グループには勿論、

その立会人パオロに指揮をとってもらった。

夕食を自宅で済ませ待ち合わせ場所に夫と到着したら、

既にファビオ夫妻がカッフェを飲み終わったところだった。

次々と集まって来る友人達。

肝心な花婿とその立会人は皆の予想通り、45分もと大幅に遅れてやって来た。

花嫁はドレスの着付けやお化粧で翌日朝早いので余り夜遅くなっちゃあいけないし、と

彼らが到着するまで冷や汗ものだった。

緊張をごまかすためだろう、花婿になる友人はかなりお酒が入っていた。

「じゃ、みんな~プロセッコ一杯ずつやるぅ?」

だめだめ、ここは意地でも花嫁の家に向かって出発しないと真夜中になっちゃうから、、、!

集合場所のBarから車で1分、花嫁の自宅に到着。

みな小声になる。

「オイ、ソッチジャナイゾ---。コッチコッチ!」 

「コラ、モットシズカニアルケ!ジャリガアルカラ、オトヲタテルナ!!」

しまった!!!

私は不覚にも花嫁と目が合ってしまった。

物音に気がついた花嫁がたまたま窓の外に目を向けたら、そこを私が通っていたのだ。

しまった~!

先を歩いていた花婿はギターを持ったファビオと歌い始めた。 

♪今晩、君のために赤い薔薇を買ったよ。君にメッセージを伝えたかったんだ~♪

花嫁が家の中で立ちすくんでいるのが見えた。

サプライズは成功したようだ。

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花嫁が玄関まで近づくと我ら歌い手のボリュームが上がった。

花婿を取り囲むように皆真剣に、でも楽しそうに歌っている。

仲間の一人が気をきかせてメッセージと一緒に送ってくれたYouTubeのサイト。

夜までに少し練習しておいた。

メロディーは知っているけれど、歌詞はさびの部分しか知らない覚えていない。

花嫁が外まで出てきた。

花嫁のお父さんはゲラゲラ笑っている。

お母さんは

「ブラーヴィ!ブラーヴィ!!」

を繰返し叫んでいる。

3曲も歌って上出来だった。

ホッとしたのか、緊張していた花婿予定の彼にはいつもの笑顔が戻った。

そしてこれまた予想通り

「オーイ、乾杯するぞ~!」 

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帰りがけ、ビールの空瓶が美しく整然と並んでいた。 

 

 

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いよいよ明日は結婚式だ。

(続く...) 

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         No.172  イタリアの年の瀬 

 

25日は家族や親戚と一緒に大昼食会、それがイタリアのクリスマスの伝統的な過ごし方。

私達が家を出た時、ご近所の複数のファミリーも各々のお母さん達が待つ家へ出発、

手にはプレゼントを持って。これは毎年12月25日のおなじみの光景です。

いつもは「あっ、伯父さんにプレゼント用意してなかった!」等と慌てて24日のイヴに駆け回るのですが

(そういう人が結構多いので24日は買物客で街はごったがえすのです:笑)、

今年はちょっと余裕を持って準備していたので焦らずにすみました、やれやれ。

今年もクリスマスの昼食会はマッシモの両親宅で親戚も集まって。

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今年はラディッキオのクレープ包みとラザニアをマッシモのお母さんが担当、

肉料理が得意なサンティーナ叔母さんはカッポーネ、ブラザータそして詰物と3種類も用意

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私はティラミスを前日に用意しておきました。

今回はラズベリーをトッピングしてクリスマスらしさをプラス。

イタリアの卵の黄身はとても色が濃いので、ティラミスにしてもクリームの色が一段と鮮やかになります。

このレシピ、生クリームが多めに入っているので口当たりが軽くて食後のデザートにピッタリです

このレシピ是非お試しください、

いつもケーキや甘い物を好まない小学2年生のルクレーツィアちゃんがペロっと大人一人分を平らげました) 。 

今年のクリスマスバカンスは12月24日から1月8日までという学校や企業が多いそうです。

去年に比べて9%増のイタリア人が旅行に出発したとか。

この時期になると強靭な胃袋が必須だと何より先にそう思います。

友人と集って夕食に呼んだり招かれたりと飲み食いの機会が多くなります。 

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25日のクリスマスが過ぎても、イタリアはまだまだお祭りムードが続きます。

街の中のデコレーションもツリーも片付けられることなく

そのまま1月6日まで飾られるところがほとんどです。

きれいなキラキラしたイルミネーションが長く楽しめるので、何だか得した気分になります。 

 

レストランやトラットリアへ行くとレジカウンターには、

大晦日の"スペシャルディナー"のメニューのちらしが置かれています。

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その一例はこんな感じ;

前菜:さっとあぶった帆立貝をノルチャ産の黒トリュフと甘い南瓜のスキューマ仕立て。

鮪のタルタルをタッジャスケオリーヴと、、、

といった具合に魚メニューを提供するレストランが多いです。

オリジナルなデザートを出すところもありますが、たいていは夜12時を回ったところで

パネットーネやパンドーロをプロセッコやスプマンテのサービスと共に乾杯と大判振舞い。 

 

また、大晦日には赤い物を身につけると、その年の邪気を払い良い新年を迎えられるようにとのいわれから、

下着屋さんやブティックのショーウインドーは赤い物を身にまとったマネキンやデコレーションが目白押し、

これもまた年末独特のイタリアの風景です。

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古代ローマ時代では、権力、勇気また肥沃さや健康を象徴する意味で

赤い物を身にまとう習慣があったとも。

確かに沸き上がるエネルギーや火力、情熱や強さを表す色なので

今も昔も赤い色は 縁起を担ぐ色、ならばこれは真似しなければ損ですぞ。 

 

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乳白色のヴィスキアの実。

大晦日から元旦のカウントダウンの際にこの下で愛する人とキスをするとまた、

大切な人と抱き合うと新年はその人達の関係がより一層良くなるという伝説があります。

花屋さんやスーパーで売られます。

国毎にそれぞれ違う年末の準備があって面白いですね。

暮らす国の伝統を重んじることはとても大切なことだと思います。 

 

さて、これが2016年最後のブログとなりました。

ブログを楽しみに読んで下さった方に心から感謝いたします。

来る年が皆さまにとって笑顔多き、そして幸せな一年でありますように。

 

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         No.151 初夏に美味しい

 

ここ2、3日前から気温もグッと上がって来て夏の訪れを感じます。

主要道路沿いにはさくらんぼの直売所が立ち並んで、

今年は去年と違う愛想のいいおばちゃんの所で買っています。

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深みのある赤ワイン色をしたさくらんぼは1キロ当たり4ユーロ、とても安いでしょ?

宝石のように箱に並べられた日本のものと違って、

雨にあたって傷がついたものも入っているのは当たり前、

それだって甘くて美味しいので気になりません。

緑が眩しいいい季節は結婚式シーズンでもあります。

日曜日の朝、偶然にもセレモニーへ向かう花嫁さんを乗せた馬車に遭遇しました。

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思わず拍手、こちらまで幸せな気持ちになります。

その衣裳はいつもの白いドレスではなく、

帽子と刺繍のドレスをコーディネートしたとても個性的なものでした。

 

お昼のニュースでは日本からの G 7サミットの映像が放送されていました。

お洒落なシャツ屋さんを経営している友人のブログには

「イタリアのレンツィ首相は若干着丈短めのヂャケットにテーパードのトラウザース。

ネクタイも伊勢神宮ではシルバーグレー系のソリッドタイ着用でしたが、

ホテルでの会議にはエンジ系のネクタイにチェンジしておりましたね、さすがにお洒落でした。」

と言った具合、さすがです。

各国の首脳陣は季節のどんな美味しいものを召しあがったのでしょうか。

朝食にはカフェラッテ、ランチの後のカフェ、休憩時のカフェと

イタリア人にカフェ(=エスプレッソコーヒー)は無くてはならないものですが、

今回の滞在でレンツィ首相はそのあたりどう対処なさったのか気になるところです。

 

全て溶かして飲むも良し、ちょっと溶かしたところでミルクをそそいでシャリシャリ感を楽しむも良し。

そんな「自分流」をご堪能いただくために、

冷たいミルクは別添えにしてスプーンとストローを準備して、

といつもとは違うアイスカフェラッテのレシピ考えてみました。

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キューブ状のエスプレッソコーヒーが溶けていく度に

アイスカフェラッテの色が変わっていくのが大理石模様みたいできれいです。

砂糖の代わりに練乳で甘みを加えるのもこのレシピの特徴です。

このブログを読んでくださっているプロのカフェオーナーの方も

バリスタさんも是非真似してみてください。

美味しすぎてハマってしまいますよ、ご注意!

お店の新メニューにどうぞ。

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              No. 122   贅沢エスプレッソコーヒーゼリー

 

「2015年夏、2000万人のイタリア人がバカンスへ出発しました!」と、

1日朝、テレビで報道していました。

国民の1/3の人がバカンスヘ???単純計算でも凄い数です。

ちょっとオーバーな数字を示したとしても、それにしてもすごい数値です。

やっぱり、本当かもしれません。

8月に入ってから外へ出るといつもとは違う空気感、

なんだかのんび~りしています。人もまばら。

夏はやっぱり、日中の暑さで疲れた体を癒すためにも、

夜はゆったり過ごすのもいいもので、テラスでのんびり夜空を眺めていたら、

「あっ?!謎の飛行物体???」夜遅く、我が家の真上を飛行していたのは、

今回の日本人宇宙飛行士、油井さんが乗っている宇宙ステーション。

初めは定かではありませんでしたが、もしかして?と思い、

通過経路を知ることができるサイトを見たら、確かにその時刻に

イタリア上空を通過していたのです。

http://www.esa.int/Our_Activities/Human_Spaceflight/International_Space_Station/Where_is_the_International_Space_Station

 

天体好きなマッシモの影響で、通過する宇宙ステーションを、

小さいながらも肉眼で見つけられるようになったのも、あり難い話、スローフードならぬ、スローライフ。

太陽電池パネルを広げて光を反射しながら飛行するので、

大きめの星がスーっと滑らかに流れてくような感じで、肉眼でも見ることが出来るのです。

「見上~げてごらん~夜のぉ、、、♪」という歴史に残る名曲がありましたけど、

ホント皆さん、夜空でも見上げて夏の夜を満喫してください。

 

そんな時はちょっとお口のお供が欲しくなるもの?

日本では御馴染みのコーヒーゼリー、実はイタリアでは余りお目にかけません。

夏の冷たいデザートと言えば、ジェラートが大人気でおいしいからでしょうか?

その真意は確かではありませんが、無性にそれが食べたくなって、作ってみました。

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シチリア生まれのグラニータも美味しいけれど、深みのあるエスプレッソコーヒーで作ったゼリーは、

材料がシンプルながらコクがあるんです。

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イタリア人のように、余り美味しいからといって生クリームのかけ過ぎにはご用心!

 

日本を訪れていたイタリアのレンツィ首相、ミラノ博では日本館が入場者に大人気とのことで、

その報告も兼ねて「いや~、感謝してますよ!」等と、

安倍首相にお礼の一言でもおっしゃったのでしょうか。

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日本訪問では何をお気に召されたのか、とても気になるところです。

レンツィ首相も、生まれて初めて日本でコーヒーゼリーを堪能なさったかもしれません。

 

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        No.107 クレーマ アル カッフェー もっと濃厚タイプ

 

イタリア語で、"マリア様の目" とも言われる、つゆ草の花が道端に沢山咲き出し、

マッシモのお母さん、お父さんの家のチューリップもすっかり芽を出し、

それから水仙も1本、燐と咲いて、少~しずつ、少~しずつ、春の訪れを感じます。

誰にも見られることなく、冷たい地面の下でじっと我慢していた木々もよく見ると、

小さくて固い蕾をつけていて、これらも春を待ちわびています。

自然の力ってすごいなあ、、、嘆いたりせず、ただじっと黙って、

それどころか私たちに喜びさえ与えてくれる。

ちょっと落ちこんだり、体調が悪い時は、外に出て歩いてみませんか?

体が研ぎ澄まされて、これまで気がつかなかった景色や、

春の匂いを肌で感じることができますよ。

 

スーパーにはパスクワ用の卵型のチョコレートが並び出しました。

カーニヴァルのフリテッレも終わって、やれやれと思っていましたが、

やっぱりイタリアでは胃袋にバカンスは存在しません。

と言う訳で、、、

今回はエスプレッソコーヒーを使ったクリームのレシピをご紹介します。

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前回のクレーマアルカッフェーに比べると、とっても濃厚なので、

パンケーキやホットケーキに添えたり、ロールケーキの中に入れて巻いたりと色々応用が出来ます。

カリカリに焼いたトーストにジャムのように塗っても美味しいですね。

「朝ご飯を食べよう」推奨委員会のイタリア支部長(?)としましては、

是非、お試しいただきたいところです。

 

ワイワイ人が集まった時、たっぷり準備したクレーマアルカッフェーを素敵な器に盛って

クッキーをザックリトレーにのせて、それだけでも、十分存在感のあるデザートになります。

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ほんのり甘い、、、のがお好きな方は砂糖を加減して下さい。

 

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                No.101  クリスマスマーケット

 

Trentino Alto Adige州にあるBOLZANO(ボルツァーノ)は第二次世界大戦後の影響で、

街のあちこちでドイツ語が話され、道路標識も、はたまたレストランのメニューも

イタリア語とドイツ語両方での表記があるのは当たり前、イタリアなのにまるで

外国にいる独特な雰囲気の町です。

イタリアでありながら、独立した特別自治県、オーストリア国境に近い所なので、

チロル風な雑貨をたくさん目にします。

ここは毎年、11月の末からクリスマスマーケットが始まると、

全国からやって来る観光客であふれます。

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ローマ訛り、シチリア訛りのイタリア語があちこちから聞こえてきます。

今年で24回目を迎え、イタリアで一番大きいと言われる

クリスマスマーケットと言われるだけあって、電車でやって来る人、

車でやって来る人、四方を山々に囲まれた WALTHER広場はとても賑わいます。

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先ずの御目当ては特産のゴッツイ、プリップリのソーセージとザワークラウトが入った

大きいホットドッグ、セーナペ(からし)をたっぷりつけてもらって「いただきま~す」

噛む毎にソーセージの肉汁が溢れてきて、これはもうたまりません。

クリスマスマーケットを楽しむには、エネルギーも充分に補充しておかないと

後でエネルギーの電池切れしてしまいますから、要注意!

 

その後はやっぱりデザートとカフェでしょ?

デザートにはこの地方名物のストゥラウベンと言われるもの、小麦粉、牛乳、塩、バター、

卵、グラッパ酒が材料の形が面白い揚げ菓子、スグリのジャムと粉砂糖をかけてくれます。

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手でちぎって、バクッといただきます。

揚げ立てだからフワッフワ!

「わっ、随分大きね。残しちゃいそうだね。」なんてマッシモと言っていたのは大間違い。

5分もたたずに完食、美味しいものは危険なものでもあります(笑)。

見た目は地味だけれど美味しい、イタリアのお菓子の典型です。

 

24の窓は毎日日にちがめくられて、巨大アッヴェントカレンダーに華麗なる変貌を遂げ、

一見、普通のマーケティング会社の建物は、町の風物詩になりました。

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夕方近くなると、ツリーや屋台の灯りがともり始めて、キャンドルの灯が揺らめき、

それがまるで体の芯までヌクヌク温めてくれ、まるで、心も体も不思議な魔法にかけられたよう。

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豪華なイルミネーションではなく、ヌクヌクホッコリやんわりという表現がピッタリの光の演出です。

ボルツァーノドゥオーモの独特の緑色の屋根は、柔らかい光に照らされて、

メルカートの風景に溶け込み、一役買ってくれます。

屋台は、羊毛100%の室内履き、キャンドル、アロマ、チョコレート、スペックやハム、

エプロンや鍋つかみ、手袋、そしてクリスマスツリーに飾る吊るし型のデコレーション、、、と

各々専門のお店が軒を並べます。

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そうそう、忘れてならないヴィンブルレの屋台はどこも人だかり。

ここのはマグカップスタイル。

チロリアンなデザイン模様のカップは持ち帰りもできます。

アルコールも手伝って、寒さでこわばった頬っぺたはやわらいで、

あちらこちらから喚声や笑い声が聞こえてきます。

食の大国イタリアは、イベントやお祭りがあれば、バールや食の屋台は

どこも人だかり、ほ~んと、いつもそうです。

 

クリスマスマーケットは友人へのほんの気持ちのクリスマスプレゼントを選ぶにも絶好の場所。

例えそれが見つからなかったとしても、ぶ~らぶら歩くのも楽しいものです。

 

 

BUON NATALE!

素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

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           Crema al caffè/クレーマ アル カッフェー

 

いつものことながら、冬時間に変わった後の1週間は、必ず日中眠くてしょうがありません。

人間の体って正直で神秘的です。1週間経つといつもと同じ体調に戻るのです。

、、、ほぼ?

 

散歩コースの木々の色も黄色や蜜柑色、赤色のグラデーションがとてもきれいです。

イタリアにも日本と同じ様に四季があります。

寒いのは苦手ですが、やっぱりいいですね、季節の移り変わりを楽しめると言うのは、、、。

町のお店ではちらほら、クリスマス商品を店頭に並べたり、イルミネーションを飾ったりするところも出てきました。

ちょっと早すぎるような気もしますが、ウキウキしてきます。

 

焼き栗の屋台も何かにつけては、頻繁に登場する季節、我が家でも焼き栗用のあのぼろっちい、

いや、年代物のフライパンを出して来て、秋の夜長は新酒、ノヴェッロと一緒に 焼き栗を楽しもうと思います。

 

シャツ屋さんのブログによりますと、日本ではなんとイタリア栗のクリーミーモンブラン味の

アイスキャンディーが売られているそうで、またまたおみそれいたしました。

しかしここはイタリア、、、しっかりとアナログスタイルを提唱し続けるわたくしといたしましては、

ご家庭でできる焼き栗の作り方を是非皆さんにお試しいただきたいものと思っております。

 

いつも食べ物の話ばかりで恐縮ですが、今はカボチャがおいしいのでわが家ではよくリゾットにします。

皮は捨てないのでレストランのに比べると色は随分と黄土色に仕上がります。

栄養満点です。

よく私の父は、どの食べ物でも皮の部分は一番栄養があって旨いんだと言っては、

私が残した食べ物の皮の部分を食べてくれましたっけ、、、。

今朝買ったカボチャの生産者は何と85歳だそうで、もう70年以上もカボチャの生産を続けているとか、

こういう情報に弱いんですよ、2倍も美味しく感じます。

この方とはもちろんお会いしたことはありませんが、「

精魂込めて作りました」とカボチャが訴えているような気がしてきます。

青空市場のマヌエラさん、今朝はね、ピエモンテ産のnashiがあるのよ、ちょっと食べたことある?!

nashiって、日本の梨?ピエモンテ産?梨がイタリアにやってきてもう50年も経つそうです。

いやはや恐れ入りました。

まだまだ知らないことがたくさんあります。

梨は日本にしか存在しない果物かと思っていました。

日本のものに比べると水分は少なめに感じますが、味はやっぱり和製梨の味。

 

先日、エスプレッソコーヒー味のクリーム(Crema al caffè) を作ってみました。

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冷蔵庫で3、4日保存ができます。

おしゃれなグラスに入れて冷たいデザートとして、薪ストーブにあたりながら楽しむのも良し、

ホットケーキに添えたり、トーストしたパンにジャム感覚でぬって、、、と色々重宝する

美味しくて万能なエスプレッソコーヒークリーム。

ラム酒の替りに他のリキュール、牛乳の替りに生クリームで濃厚に、とアレンジも出来ます。

これを食べながら、クリスマスの計画をたてるのもいいかもしれません。

そうそう、自宅に招くのが好きなイタリア人の様に、ホームパーティーを計画している方は、

是非メニューに加えてみてください。

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           大人のための エスプレッソシェーク

 

7月は雨が続いて、特に北イタリアでは大雨の被害が出て色々と懸念されるところです。

8月はお日様カンカンの暑い日が続くことをイタリア国民は皆願っています。

 

こちらは一般企業は4日から、平均3週間の夏休みに突入しました。

あ~、やっと日頃の慌しさから解放されます。

よって車の量も少なめですから、朝の散歩の空気も一段と澄んでいるような気がします。

 

カ~っと汗をかいてそのあとエスプレッソ入りの冷たい飲み物で

体も心もリフレッシュしましょう?

カフェシェッケラートアッフォガードに加えて、

この夏は大人の為のエスプレッソシェークも是非お試し下さいませ。

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※クリックすると大きく表示されます

 

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BUONA ESTATE!! (ブォーナ エスターテ!!)  暑中お見舞い申し上げます。

 

 

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      タルティーネ/Tartine

 

始まりましたね~サッカーワールドカップ2014!!

 

2002年の日韓開催を思い出します。

今回のイタリアの初戦開始はこちらの時間で15日(日)午前0:00!

マッシモとご近所の友人夫婦宅で観戦しました。

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国歌を皆で合唱し、合掌して勝利をお祈り。

難しい歌詞の部分はフフンとごまかして;;;

イングランドに1-1に追いつかれたものの、イタリアのチビッコに大人気の

バロテッリが決勝ゴールを決めてくれました。

試合が終わったのは午前2時過ぎ、興奮覚めやらず、直ぐには寝つけませんでした(笑)。

 

ショッピングセンターの一角にはブーブーと凄い音を出すラッパや、

イタリア選手のシャツがズラリと並び、スーパーにはワールドカップ仕様パッケージの

ビールやチョコレートクリームが緑、白、赤のトリコロールカラーも鮮やかに並んでいます。

 

サッカー観戦、スタジアムに行くのがやっぱり最高ですが、自宅観戦の最大なるメリットは

スタジアム以外全てがそこにある、、、ということで家族と、友人とワイワイ観戦するためにも

傍には美味しいおつまみと飲み物が必須です。

という訳で材料さえあれば、ハーフタイムにもチョチョイと簡単に出来る

タルティーネ/Tartineをご紹介します。

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タルティーネは夕方になるとアペリティーヴォにやって来るお客さまに出される、

バールのカウンターに並ぶ一口サイズの食べ物。

食事会の前菜の前に出されたりもします。

パンの種類も、上にのせる具や材料も様々。

レシピの他、サーモンの燻製とクリームチーズのものもお奨めです。

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と、、、確か今大会は日本時間では早朝開始???

となれば早起きして朝食をしっかりとって、ZARINA/ザリーナでいれた

エスプレッソコーヒーを飲んで、サンバのリズムに合わせて

ごひいきのチームをを応援しましょう。 

 

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こんにちは。

ZARINAスタッフのワタナベです。

 

海外ならではのお菓子、美味しいですよねぇ。

日本でも土地ごと・家庭ごとに味わいが違うのと同じように

イタリアでもそういった違いがあるようです。

 

今回はるりこさんのレシピ付き。

是非ご一読ください。

  

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                      一つまたひとつ

 

お散歩途中、らっぱ水仙が咲いているのを見つけました。

野草のスミレも咲いています。

く気をつけていないと季節は駆け足でやってきます。

 

でも正直言って、この季節は花の香りよりもあちらこちらから

甘い香りがぷんと漂ってきます。

その正体は揚げ菓子フリテッレ/fritelle!

フリテッレはコロコロ丸くて素朴な風貌ですが、サクランボを食べた時のように

一つ食べるとまたひとつ、、、とついつい手が出てしまう

まさに"甘い誘惑"の仕掛け人です。

 

その昔、ヴェネツィアがひとつの共和国だった頃に

国を代表するお菓子とされていたフリテッレ、

その時代の一種のストリートフードだったのです。

昔はある団体の限られた人たちだけに開放された"屋台"で作られていたもので、

その味は各屋台の子供たちだけしか受け継ぐことができなかっんですって。

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フリトレーリという職業から生まれた名称とレシピ、

ヴェネト州ではフリートラとなまって

ベルリンゴッツォと呼ぶのはトスカーナ地方、

オーストリアにほど近いアルト アーディジェ州ではクラッフィン、

フリウリ ヴェネツィア ジュリア州ではカスタニョーレと、

似たような材料を使っていても地方によって名称が変わってきます。

 

リコッタチーズ入り、りんご入り、卵入り、ベーキングパウダー入り、

またふっくら丸く揚がったフリテッレの中にザバイオーネ、シャンティリ、

カスタードクリームを詰めたもの、もちろん元祖はヴォート(空洞になっているタイプ)、

これがマンマによって更にレシピが変わってくるわけですからその数知れど!

 

それにしてもショーウインドーに飾られたフリテッレ、美しいです。

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我が家でも、デボラちゃんにいただいた仮面をフリテッレの上に飾ってみました。

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気分はカーニヴァル!

カーニヴァルを代表するお菓子、フリテッレはBAR/バールや

パスティッチェリア(お菓子屋さん)で食べたり買い求めることができます。

 

しかし!!、、、

次のイタリア旅行まで待てない方は、ぜひこのレシピをご参考ください

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おいしそうですね~。

朝からお腹が空いてしまいました。

 

暖かな春も目前まで迫っています。

五感を働かせて、その到来を待ちたいですね!

 

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